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これは痛い!就活合説でこんなことをやっちゃう学生は採用に落ちる?

就職活動は、合同企業説明会、いわゆる「合説」の時にすでに始まっています。多くの企業が参加している合説は、今後の就職活動にとって、大きな意味を与えてくれる最高の場です。合説会場では、各ブースごとに人事採用担当者と直接話すことができ、企業の雰囲気、考え方、どのような人材を求めているのか等、詳しい情報が入手できます。

希望する企業を1社ずつ研究し、その都度個別の説明会に参加する場合と比較すると、1度に多くの企業の情報を収集し、気軽に交流を深められる合説は、限りある就職活動の時間を効率よく、かつ各企業の社風をその場で実際に比較できるなど、多くのメリットがあります。

就活生にとって、とても貴重な時間となる合説を、単なる祭り的なイベントととらえて参加している、残念な学生も少なくありません。その結果、各企業の人事採用担当者からイラっとされ、後の就活に悪影響を及ぼす危険性もゼロではありません。

気軽に参加できる合説とはいえ、実際の就職面接と同様、気を抜かず参加することが本来の正しい姿勢です。「どうせこの企業はお目当てじゃないし・・・」と安易に考えている学生こそ要注意です。

「広い」そう思っているこの世界。しかし実は、右の人左の人、そして目の前の人と、いつどこでどう繋がってくるか、そしてどんな形で再会するかなんて、誰にも予想できません。特に社会人として幅広く活躍したいと思うならなおさら、どんな状況で出会った人であっても、その瞬間を大切にしなければいけません。

ここでは、合説に参加した人事担当者が、「思わずイラっ」とした学生の特徴についてまとめていますので、就活採用率を下降させないよう気をつけてください。

就活合説で落ちるリスクを上げる痛い学生・場の雰囲気を乱すヤツ

各企業の人事担当者は、合説に参加した学生の色々なところをチェックしています。例えば、多くの学生が参加する合説は、集団行動が上手にできるかが分かる場所でもあるのです。

例えば、受付で多くの学生が綺麗に列をなし、リズムよく受付をしているにも関わらず、自分の番がきて初めて受付票の準備をするなど、モタモタとした行動で、これまでのスムーズなリズムを崩してしまうようなヤツは、人事採用担当者から厳しい評価を下される可能性があります。

「そういえばこの子、あの時、列を乱したよな!」と記憶に残っていればそこでアウト。これぞまさしく減速の衝撃波!たった1人の乱れが、すべての流れを大きく止めてしまう要因になるのですから、集団行動が絶対的に必要なビジネスの場では、「こんなヤツ」いらないですよね。

就活合説で落ちるリスクを上げる痛い学生・ここぞとばかりにアピールするヤツ

合説のメリットは、希望する企業の採用担当者と直接会話を交わし、細かい情報を入手できる環境にあります。中には、ここぞとばかりに自分を覚えてもらおうと努力する学生もいますが、その行動はNGです。

多くの学生が、限られた時間内で各企業と接触し、色々な質問をぶつけ、希望する就職先を選定する場所でもあります。そのような環境で、自己PRを織り交ぜつつ、ダラダラと質問をし、自分1人で貴重な時間を使ってしまっては、悪い印象を与えることになるでしょう。

就職が厳しいと言われている昨今、少しでも自分の事を覚えてもらおうとアピールしたい気持はよく理解できますが、後ろには多くの学生が列をなし、自分の番が来るのを今か今かと待っているという事を忘れてはいけません。合説とは?をよく理解した上で行動する必要があります。

就活合説で落ちるリスクを上げる痛い学生・カップルで登場するヤツ

本当にそんな学生がいるの?と耳を疑う人もいるかもしれませんが、実は意外と多いのが、カップルで参加する学生。カップルで参加するのが悪いとは言いません。ただ、その場所にふさわしい行動が取れなければ、今後社会人としてやっていくことは到底難しいでしょう。

例えば、2人で1つのブースに入って一緒に話を聞く、手を握ったまま行動する、ラブラブで甘い雰囲気を漂わせている等・・・。必死で就活に挑んでいる学生の中に混じった異様な雰囲気のカップルは、就活の前に考えるべき事がたくさんあるはず。

社会人としての道を歩むことは、自分1人の考えだけでは、絶対にいけないということ。相手がどんな風に感じているのか、その周りの人は?など、すべての物事、状況に目を向け、それに臨機応変に対応できるかが、社会人には求められています。

以上に上げたように「合説でこんなことをやっちゃう学生」が必ずしも採用に落ちるということではありません。しかし、反省や改善をせず、そのまま自分で就活を進めると、痛い結果だけが残されることになりますので、不採用のリスクを自ら上げないよう注意してください。