• RSS

知ってますか?急増中の「就活うつ」就活で抱えた不安を解消します

就職活動の失敗が原因で、自らの大切な命にピリオドを打つ人がいる。そんな辛い現実が起こっている事、知っていますか?その数は年々増加し、大きな問題となっています。就活における「失敗」といっても、捉え方はそれぞれです。

ただ、1つ言えるのは、厳しい経済状況の影響を受け、年々各企業の採用人員は減少。その結果、これまで以上に厳しい就職氷河期が到来、就活生を深く辛い状況へと追い込んでいることは事実です。

何度も繰り返される厳しい就職活動と、思うように動かない現実に、前向きな気持ちがへし折られ、その心を蝕んでいるのかもしれません。ここでは、就活で抱える不安がきっかけとなり「就活うつ」を発症しない為の解消方法を紹介します。どんなに辛いことがあっても、常に前向きな気持で、就活を乗り越えられるようにしましょう。

就活の不安解消法その1・一呼吸入れる

就活もいよいよ本格化の時期に入ると、連日行われる各企業への面接に、身も心も擦り減り、想像以上の疲労を感じることになります。身体と心の疲労を蓄積し続けると、正しい行動ができず、正常な思考能力が阻害されます。

つまり、就活に対する意欲の低下だけでなく、何が正しく、何が正常なのかが自分で判断できないことから、就活に対し力は注いでいるものの、企業研究が雑になったり、思うように事が進まず、空回りに終わってしまうことになるのです。

負のサイクルに自分自身で飛び込むようなものですから、当然就活の失敗という結果を生み出してしまうのです。そうした状態から脱出するためには、1度就活から離れ、身体も心も、そして頭もすべてすっからかんの空っぽ状態にしてください。

就活のことを一切忘れ、1人カラオケやドライブ、一晩中マンガ喫茶で大好きなマンガを読み漁るというのも、いいかもしれませんね。さらに、ボーっと電車にゆられ、知らない町へプチ旅行へ出かけるのもおすすめです。疲れを解消し、頭もすっきりとできたら、今一度、就活について考えてみると良いでしょう。

就活の不安解消法その2・自己評価を高める

何度も就活に失敗している人の特徴として、落とされる度に自分への評価が低くなる傾向にあります。事実、内定がもらえず、お祈りメールばかりを受け取っていては、「誰からも必要とされてない」と悪く捉えがちです。

しかし「内定をもらえる=素晴らしい人」とは限りません。逆に「内定がもらえない=最低な人間」とはなりませんよね。内定とは、企業と就活生のマッチングによって決まります。企業が求めている人材、そして応募した就活生の特徴が一致するかどうかによって、就活の内定が確定するのです。

落とされたからといって、すべてにおいて「失敗」「自分は最低だ」と自己評価を低くしては、この先良い結果を導くことは難しくなります。この場合は、「企業と自分の相性が悪かった」くらいに捉え、次に気持を切り替えられるようにしましょう。

就活とは恋人を見つけるようなものです。互いの相性が悪ければ、一緒に働くことはできませんし、相性がドンピシャなら一生ともに歩むこともできます。ならば、自分に最高の自信と高い評価を与え、目の前に広がる企業という最高のパートナーを自ら見つけるようにしてください。

就活とは、企業に見つけてもらうのではなく、自分から見つけるものなのですよ。だから、落とされるのではなく、相性が悪かった、ただそれだけなんです。

就活の不安解消法その3・食べてよく寝る

そして極めつけは、良く食べ、良く寝る、それにつきます。食欲が満たされると幸福感が増し、ストレスが解消できます。最近、ストレスが溜まっているな、就活に焦りを感じてるなと思ったら、好きなものを腹いっぱい食べてください。

また、面接当日の朝に「面接が終わったら、大好きなコーヒーと大好きなマフィンをたらふく食べるぞ!」と想像を膨らませるだけで、モチベーションアップに繋がるそうです。

そして、とにかく睡眠を十分にとりましょう。日中脳内で作られた毒素を排出し、頭をすっきりさせるには、寝ることが1番なんです。以上のように、就活で抱えた不安を解消し、「就活うつ」を予防する方法は色々とあります。

もう1つ忘れないでほしいのが、就活の成功だけが全てではないということ。このタイミングを逃したからといって、何も焦る必要はありませんし、理想とは全く違った就職先しか残されてないとしても、それは最悪の結果でもありません。

就活はゴールでなく、スタート。結果はどうあれ、就職は、就活生を成長させるに十分過ぎる程の経験となります。厳しい「社会」という場所に飛び出す前の重要なプロセスと捉えると、「就活」そのものに意味と価値があるのです。