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採用確率が3倍アップする!就活面接の流れをつかむ4つのヒント

ただでさえ緊張する就職活動の面接。少しでもリラックスし、緊張と不安を解消するためには、就活の面接がどのように進むのか、事前に一連の流れを把握しておくのがベストです。

各企業によって、そしてグループ面接や個人面接で多少の違いはありますが、おおよその流れを把握するだけでも、面接の出来不出来が大きく違ってくるはずです。凡ミスをなくし、自分らしく面接の日を過ごせるよう、流れをつかむ4つのヒントをおさえておくようにしましょう。

就活面接の流れをつかむ1つ目のヒント・「前日」はチェックリスト完璧!

就活面接の流れを掴むには、前日からの取り組みがポイント。まずは、チェックリストを作っておきましょう。そのリストには、面接する会社の所在地、所要時間、電車やバスなどの乗り継ぎや行き方、担当者名や緊急時の連絡先、面接当日の持ち物など、事細かにリストアップしましょう。

思いつくだけピックアップしたら、1枚の紙に書きまとめ、前日までにすべての準備が整っているか、最終チェック用に使用してください。

文字に書き起こし、1つ1つチェックしていくという行動を起こすことで、前日までの準備を万全に整えることができるのです。自分は大丈夫と思っている人も、やって損はないことですから、面倒臭がらずに最初のアクションを起こしましょう。

就活面接の流れをつかむ2つ目のヒント・「当日」の受付から入室までの行動

面接当日、受付やら手続き、その他諸々の事に戸惑ってしまっては、自分らしく面接を受けることができなくなります。後悔のない、納得できる面接にするためにも、当日はどのような点に注意をし、どんな行動をとればいいのか、最低限のマナーを覚えておくといいでしょう。

まず、季節柄コートを着用していく場合は、控え室で脱ぐのではなく、会社の受付の手前で脱ぎ、手持ちスタイルに変えてください。傘やその他大きな荷物については、控え室に置くか、案内担当者の指示に従って行動しましょう。

待機場所に案内されたら、私語を慎み、名前が呼ばれるまで静かに待つのが最低限のマナーです。この時、ただ静かにするのではなく、周囲に迷惑にならないよう、髪の毛や服装の乱れをチェックしてください。

また緊張している場合は、深呼吸をすることで乱れた呼吸を整えることができますので、目を閉じ心を落ち着けるようにしましょう。いよいよ入室という時は、姿勢を正し、再び服装の乱れをチェックしたら、一呼吸入れドアをノックしましょう。

「どうぞ」という合図を確認してから「失礼します」と、はっきりとした声を出し、入室するようにしてください。入室後、一礼し、着席の指示を受けた後で「失礼します」と声にしてから着席します。

就活面接の流れをつかむ3つ目のヒント・「終了」の合図は家族の「お帰り」

「これで本日の面接を終わります」の合図を受けたら「ありがとうございました」と一礼し、席を立ちましょう。退室の前に、再び面接官のほうへ姿勢を向け直し、「失礼します」と声を出してからドアを開け、室外に出て、再び一礼した後でドアを閉めてください。

ドアの閉まる音がしたからといって、緊張を解いてはいけません。面接終了後に、面接会場と程近い場所の喫茶店等で、愚痴を言い合っている就活生を目にしますが、どこに面接を受けた会社の社員がいるか、分かったもんじゃありません。念には念を入れ、家族の「お帰り」の言葉が面接終了の合図だと思うのがベストです。

就活面接の流れをつかむ4つ目のヒント・「翌日」は面接のお礼状作成の日としよう

忘れがちなのが、面接翌日の採用面接の「お礼状」です。採用面接のお礼状とは、求人をしている企業等に対し、面接実施のお礼を行うものです。このお礼状は、必ず出さなければいけないということでも、出さなかったから不採用になるということでもありません。

ただ、面接官に対し、面接のチャンスを与えてくれたことへの気持を述べると同時に、入社意欲を再度示すものと捉えると書く価値はあります。パソコンで作成することもできますが、意欲を最大限にアピールするには、手書きのお礼状がおススメです。

最近では、就活のエントリーから面接の案内などメールでやり取りを行う企業もありますので、その場合は、メールでお礼状を送るのも良い方法です。「お礼状」は面接官の手元に早く届けばそれだけ強いインパクトを与えることができますので、できれば面接実施の当日に作成し、投函まで済ませた方がいいでしょう。

それが難しい場合は、1週間以内には投函できるように努力してください。誤字脱字には細心の注意を払うようにしなければならず、場合によっては逆効果になる可能性もありますので、十分気をつけましょう。