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転職で新しい職場に馴染めないと感じたら試してみる3つの方法とは

転職――。それはつまりすでに出来上がっている組織の中に飛び込んでいくことです。そして仕事の面だけではなく、新たな人間関係を築かなければいけない、ということでもあります。初対面の相手であっても、何も臆することなく馴染んでしまう人がいます。

しかし、一方ではうまくつきあえない人も。それでも日数が経つうちに、だんだんと馴染んでいければ問題はないのですが・・・。中には新しい職場に馴染めず、とことん憂鬱な気持ちになる人もいることでしょう。でもせっかく転職したのです。

新しい生活が始まったわけですから、思いつめてせっかくの転職を不幸なものにするのはもったいない!いきなり職場の人達と仲良くなるなんて、難しいかもしれません。しかし、少しずつでも近寄っていけるよう、できることから試してみましょう。

まずはなんと言っても気持ちの良い挨拶が大切

当たり前のことですが、挨拶はコミュニケーションの要、基本の「き」です。朝の挨拶から始まり、ありがとうございました、お疲れ様です、お先に失礼します、などなど、どれも日常的に使うものですから手を抜いてはいけません。

とにかく発声してコミュニケーションをとるようにしましょう。挨拶は先にしたもの勝ちです。例え相手から返事がなかったとしても、そこで落ち込む必要はありません。

相手はただ単に聞こえなかっただけか、もしくは他のことに気をとられていただけなのですから。もちろん、相手から挨拶されたなら、気持ちの良い笑顔で返しましょう。こんな単純なことから、違う会話に発展していくことだってあるのです。

仕事を積極的に覚える姿勢を見せよう

転職したての頃は、仕事面においても不慣れなことばかり。まずは指示されたことをこなすことで精一杯だと思います。それだけに、質問や確認は積極的にしていきましょう。

よく分からないまま進めてしまうと、ミスが生じた場合、指導役に迷惑をかけることになります。きちんと事前に不明な点を確認し、正確かつ迅速に仕事が進められるよう、気を配りましょう。

もちろん、何でもかんでも質問すればいいというわけではありません。同じことを何度も何度も質問することは、相手を不快にさせるだけです。そのため、確認事項や指示などをしっかりメモにとることは、必要不可欠です。それはそのまま仕事に対するやる気と評価されますから、おざなりにしてはいけません。

ランチや飲み会など、コミュニケーションの場には積極的に参加するべき

それまでは妙によそよそしい関係であったとします。ところが一緒に飲みにいった次の日から、距離がぐっと縮まることだってあるのです。公私をきっちり分けたいから、飲み会などには参加しません――。これでは縮まる距離も離れるというもの。

職場に馴染めなくても、何も不思議はないでしょう。アルコールが苦手だとしても、今はノンアルコールの飲み物も充実した時代。積極的に参加して、交流を深める努力をするべきです。

また、職場の人はみんな、お昼は外へ食べに行くとします。ところが自分は手作りのお弁当を持参したいような場合。もしもお弁当仲間がまったくいないのであれば、しばらくはあえて外食につきあうのも1つの方法です。

そして、職場にしっかり馴染んだら、お弁当を持参することにすればいいのではないでしょうか。もしかしたら「じゃあ私もお弁当にする」という仲間ができるかもしれませんよ?

自分のスタイルはとても大事なものです。しかし、新しい職場に馴染めないと悩むぐらいなら、あえて自分を変えてみる応用力も必要です。そしてしっかり馴染んだら、自分流を取り入れていく方が、余計な軋轢を生まずに済むでしょう。