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社会に出る学生へ。学んで下さい!仕事に対する責任感の重要性を

学生から社会人

学生から社会人になる時期・・・誰にでも訪れるものです。随分前に通り過ぎた・・・という人もいるでしょうし、今年、来年・・・数年後にやってくる・・・という人もいるでしょう。

しかし、いくら世代が変わったからといって、学生の認識の甘さと社会の厳しさとのギャップはいつの時代も一緒です。今まで、お金を払って勉強をさせてもらっていた学生。

そんな親からの援助を多少なりとも受けている立場なのにもかかわらず、学校をさぼったり、遊びに夢中になって勉強がおろそかになってしまったり・・・。そういう事、あったのではないですか?数十年前(?)学生だった私にも、実際そういうところはありましたね。

今、大人になって思えば、学生なのに、勉強もしないで遊んでいるなんてありえない・・・と思えるのですがね。しかし、社会人になるとそれは逆転します。お金を払って勉強をさせてもらっていた立場から、働いて金銭を得る・・・という立場になるわけです。

社会人になって学ぶ事

社会に出ると、学生時代に勉強したこととは違う事を学ぶようになります。学ぶ・・・という点では、学生と同じいわゆる「勉強」になるのかもしれませんが、例えば数学の公式だとか国語の古文だとか、そういう勉強とは違いますね。

まず、その会社の社風を学び、どのような会社で、どのような人がいて、どのような目的があるのか、最終的な目標は何なのか・・・そのような事を学ぶのです。その他にも、従業員の顔と名前。

これは真っ先に必要なことでしょう。共に同僚として働くわけですから、一刻も早く顔と名前を覚えるのが礼儀ですね。そして、それと同時に重要なのが仕事内容になります。

もちろん、どのような会社だとか、どのような仕事に就くとかいう事は分かっていて入社しているわけですが、いざ仕事が始まると、「あ、こんな仕事だったんだ」とか、「こんなこともやるんだ」とかいう、思っていなかった仕事をすることも出てきます。それに臨機応変に対応していかなければいけません。

学生時代にはなかった社会人としての責任感

今まで学生だった人たち。学生の時は、親や家族からの支援を受けてお金を支払っていたと思います。しかし、社会人になったらそうではありません。会社の為に働いてお給料をもらうわけですよね。そうなると、必然的に、自分の仕事に対する責任というものが生まれてくるはずです。

仕事というものは、決して1人でやるものではありません。個人経営の人だとしても、客先や相手先・・・そのような人々とのつながりがあるでしょうし、会社だとしたら、同じ部署で働く人たち、同じ会社で働く人たちとのチームワークが大切です。

その多くの人の中の一部だとしても、その一部を守るのが自分の仕事だとしたら、そこは絶対に自分がやらなければならないんだ、という強い責任感が生まれなければ、仕事はこなせません。たった1人の無責任な人がいたおかげで、仕事にミスが生まれ、大きな事故にもなりかねないのです。

人間成長あるのみ!

そのような事から、仕事に対する責任感の重要性ということが、少し感じられるのではないでしょうか?1人1人が小さい責任感でも、会社全体を考えたら相当大きな責任感で守られるという事になります。

そこがしっかりしていれば、小さなミスが起きても、未然に防げるというものです。学生から社会人への成長。年齢や世間的な成長ではなく、人間としての成長が、少しずつ大きくなっていくのでしょう!