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「仕事ができない人間なんです」と悩みを持つ女性に共通する3つの事

当たり前のことを、当たり前にできない。自分でも自覚して悩んでいる女性は意外なほどに多いようです。何度教わってもすぐに同じことを聞いてしまう・・・。作業をする手が遅く、何度やっても一向にスピードが上がらない・・・。連絡事項などに毎回不備があり、1度で完璧に伝えることができない・・・。

などなど、数え上げたらきりがありません。新人であれば許される部分もあるでしょう。しかし何年経っても進歩がなければ、それは単なる迷惑です。さらには仕事ができない自分に自己嫌悪し、グジグジ悩んで暗くなれば、はっきり言って職場のお荷物そのものでしょう。

誰にだって不慣れな頃はあるし、ミスだってするものです。大事なのは、いかに効率よく仕事をするかを考え、ミスをしたら迅速にカバーする。そして、同じ失敗を繰り返さないことです。

ところが仕事ができないと悩む人には、これができません。「だから私は仕事ができないと言ってるじゃないですか」と反論しますか?それは“仕事ができない自分”をすでに言い訳にしているだけだと自覚しましょう。

職場がどういう仕事をしているのか理解していない

「メモをとっているのに、なぜか一箇所抜けちゃって・・・」

なんて平気で口にする人がいますが、これこそまさにその人の性格をよく表していますね。

つまりメモをとったことに満足しているだけで、何のためにメモをとったかを理解していません。そもそも職場における仕事の全体像が把握できていたら、こういうことにはならないわけです。

何を漏らし、何を間違えたら仕事にどういう支障がでるのか?理解していたら、メモをとったのに抜けがあった・・・なんてことは起こらないはず。自分のことで精一杯、なんて言っているうちは、いつまでたってもミスはなくなりません。

自分だけではなく、周囲の人間それぞれがどのような役割の仕事をしているのか。まずは基本中の基本であるこの部分を、本気で理解しなければ何も始まりません。

観察眼が足りていない

仕事ができないと悩む人の多くは、自分のことで手一杯だと思い込んでいます。ただの書類整理1つとっても、私は新人よりも手が遅いから・・・。そう言う前に、あなたは手の速い人がどういう作業をしているか、きちんと観察したことがありますか?

「すごいねぇ、速いねぇ、私にはできないなぁ」

なんて言っているだけで、なぜ速いのか?を本気で分析したことはないでしょう。心のどこかで「自分にはムリ」と思っている限り、永遠にあなたの作業効率は改善しません。

具体的に誰にどんな迷惑をかけたか分かっていない

仕事ができないと嘆く人は、少なからず周囲の人達に迷惑をかけています。しかし、誰に、どんな迷惑をかけているのか、具体的に把握していますか?ただ漠然と「周りの人に迷惑かけちゃって・・・」と思ってはいませんか?

それではいつまでたっても自分のミスの本質が理解できません。何がどうダメだったから、誰にどんなしわ寄せがいったのか。そしてその人がどのようにしてあなたをカバーしたのかをきちんと把握しましょう。なぜなら、そのカバーこそが本来あなたのやるべき仕事だったからです。

しっかり観察し、理解し、同じようにできるよう「やり方」を研究しなければいけません。反省を示すためにロッカールームで泣いていても、仕事のやり方は身につかないのです。仕事の手が遅くても、正確にこなすことができるようになれば、充分に戦力になります。まずはそこを目指すべく、負のスパイラルから抜け出しましょう。