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地域を良く知る事で地域の活性化を図る仕事をしてみましょう!

田舎の良さを認識しましょう

あなたは、ご自分の生まれ育った地域の事をどう考えますか?故郷から出て都会で住んでいるもいるでしょうし、生まれ育った街で生きている人もいるでしょう。都会で生活している人も、故郷の田舎の事を考えてみてください。

都会からみた田舎はどうですか?「何にもないところだなぁ」と思う人もいるでしょう。「自然に満ち溢れた素晴らしい土地だったんだなぁ」と思う人だっているでしょう。

また、田舎にそのまま住んでいる人は、自分の周りの事を考えてみてください。「生活しづらいなぁ・・・」という事もあるでしょう。「これは素晴らしいものなのになぁ・・・」と、世間に勧めたいものもあるでしょう。

そこで「田舎だなぁ・・・」と思えるその地域を、活性化させようとは思いませんか?田舎が活性化する事により、最終的には企業が入りこみ、仕事ができ、人口が増えていくという道ができあがるのです。

まずは、自分の住んでいる地域の「良い点」「ダメな点」を理解しましょう。そして、その後、どのような方向で街を活性化したらいいかを考えましょう!

その地域を新しくしていきたいのか、古いままでそれを活かすのか・・・。古びた街をどのように開拓し、宣伝し、広めていくのか・・・。

実在している活性化の方法

○農産物直売所

近年、農家の人々が自らの家で作った野菜や果物。食べる分だけ作るなんていう人は多いのですが、少し作るのは逆に難しく、作るとなると、たくさんできてしまうもののようです。

それを直売所で売れば、作り手も作りすぎて破棄してしまうなんていう事もなくなりますし、買い手も安くて新鮮な野菜が手に入ると喜んで購入しているわけです。

○クラインガルデン

クラインガルデンというのはドイツで始まった「小さな農園」という意味で、農地の賃借制度の事を言うようです。日本でも、近年盛んになってきているようで、都会の人たちが、田舎の土地を借りて、家庭菜園をするのです。

期間限定でその土地を借り、好きな野菜を思う存分作れるというものです。密接した土地に何件ものログハウス調の建物が建ち、同じような主旨の人たちが協力して野菜を作っていくようです。土地と、野菜作りの知識がある人がいないと、これは成り立たない制度です。

広い土地がありあまっている田舎では、近年、農家や家庭菜園に憧れる都会の人々に土地を貸して、畑で野菜、草花等を作る事ができる「クラインガルデン」が増えてきているようです。田舎ならではのシステムっていうわけです!

田舎で暮らす私にとっては、都会に家があるのにわざわざお金を払って小さな家に住むなんて・・・考えられませんでした。しかし、自給自足に憧れ、無農薬の安心した野菜を口にしたいという、都会で生きる時間とお金に余裕がある人には、素晴らしいシステムのようです。

○農村レストラン

地元で作られる食材や、その土地にしかない珍しいものを使って、商品やメニューを考えて提供する・・・そのような「農村レストラン」と呼ばれる飲食店も増えてきています。

中には、地元の人生のベテランであるおばさん達を集めて、地元の味を提供するような飲食店もあるようです。地元の食材の活かし方を理解している年配者の方々に、最大限に食材を活かしてもらおうという事なのでしょう。

また、その逆に、田舎での食材を活かしながら流行にのった店づくりをして、若い人たち、観光客に立ち寄ってもらおうという経営に興味のある若者も増えてきています。

年配の人、若い人が頑張る事によって、その街は活性化してくことでしょう。さまざまなアイデアを出し合う事で、小さな町が注目され、大きくなっていくこともあるのです。自分の生まれ育った場所が少しでも活性化するために、あなたも何か頑張ってみませんか?