ストレスを溜めるな!気持ちよく働くために必要な仕事術とは?
誰だって新卒で入社したら、ストレスを溜めることなく気持ちよく働きたいですよね!?今回は、新卒入社で気持ちよく働くために、必要な仕事術をご紹介したいと思います。
2つの要素が合致すること
ストレスもなく気持ちよく働くためには、ある2つの要素が合致していることが必須条件となります。1つ目の要素は、企業のニーズに自分が合致しているか?という点です。
どんなに自分が頑張っても、企業のニーズとずれているような仕事しかできないなら認めてもらえません。自分のやりたい仕事や理想、こだわりを優先しすぎてしまえば、このようなずれが起きてしまうのです。
就職する前に、もう1度、企業のニーズと自分のニーズが合致しているかチェックしておきましょう。2つ目の要素は、自分の経験やスキルが、求められている基準をクリアできているか?という点です。
それと同時に、自分がその仕事をこなすことで気持ち的に満たされるか?という点も重要です。どんなに素晴らしい環境と仕事が用意されていても、それを十分にこなすだけの能力がないと、長く続けていくことはできません。
また、気持ち的にも満たされることがなければ、いつになっても充実したビジネスライフを送ることはできないのです。これら2つの要素が合致することで、初めてストレスも溜まることなく、気持ちよく働くことができるのです。
仕事選びが肝心
ストレスも溜まることなく気持ちよく働くためには、最初の仕事選びが何よりも肝心です。残念ながら、先述した2つの要素が合致していない仕事を選んでしまうことで、ミスマッチを引き起こしてしまうケースが多いようです。
なぜ、このようなことが起きてしまうのでしょうか?その原因は、仕事を選ぶ際の考え方に問題があるのです。
ミスマッチを引き起こしてしまう人の間違った考え方には「せっかく大学で○○の資格を取得したのだから、この資格が活かせる就職先を探そう!」「みんなが羨むような人気の大企業に的を絞ろう!」「興味はない仕事だけど、給料や待遇が良いからここに決めよう!」といったものがあります。
どれも大きく間違った考え方です。どこに問題があるのかというと、どの考え方も「興味や関心」を無視してしまっているからです。どんなに待遇が良い仕事でも、みんなが羨むような仕事でも、資格が活かせる仕事でも、興味や関心がなければ続けるのは難しいのです。
就職後に仕事が続かなければキャリアを築くこともできないし、短期間で転職ともなれば、条件の悪い企業に入社してしまう可能性が高くなってしまうのです。だからこそ、最初の仕事探しに対する考え方が最も重要なのです。
学生さんの中には、親に勧められたから、とか、大学の先生に勧められたから、という理由で就職先を決めてしまう人もいますが、これも大きな間違いです。待遇や世間からの評判を度外視して、仕事自体に興味や関心が持てて、100パーセント自分の意志で選んだ仕事なら、どんなに辛くても心が折れずに長く働き続けることができるのです。
全ては入社後に分かる!?
こんなことを言ってしまえば身も蓋もないですが、実際は就職して仕事をしてみないと、分からないことばかりです。就職前のリサーチで、この会社こそ自分が求めていた場所だ!と思っても、実際に働いてみたら期待はずれだった・・・なんて話はよくあることです。
会社を表面から見ているのと、実際に業務を体験してみるのとでは、かなりのギャップがあるのです。働き始める前はメリットばかりに目がいきますが、働き始めて数ヶ月もすればデメリットばかりに目がいってしまうものです。
どんな企業でもメリットばかりということはなく、必ず多くのデメリットが存在します。そんな状況でも、自分のやりがいと居場所を見つけることこそが、社会人として自立することにつながるのです。
実際に、多くの社会人は就職後に、自分が本当にやりたかった仕事を見つけることに成功しています。資格においても、様々な社会経験をしてから、本当に自分に必要な資格はこれだ!という発見があるのです。
働きながら資格を取得すれば良いので、何も学生時代に貴重な時間をつかって資格の勉強などしないで良いのです。要するに、学生時代にやりたいことや、身に付けておくべき資格などを、あまり考えすぎなくても良いということです。
そんなことに時間をかけるくらいなら、興味のあるアルバイトをしたり、身になるボランティア体験をしてみたり、徹底的に会社訪問やOB訪問をしたり、インターンシップを体験してみたりしたほうが、よっぽど就職試験でセールスポイントにすることができるのです。