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外資系企業が求めている人材を知れば転職成功への戦略が立てられる

「語学力さえあれば、外資系企業に転職することができる」と思い込んでいる転職者が多いようです。確かに、外資系企業への転職を考えているなら、語学力は必要となるでしょう。しかし、勘違いしてほしくないのは「語学力は身についていて当然」という点です。

外資系企業の人事担当者は、転職をしたいと思っているなら語学力があって当然と考えているのです。だから、語学力に自信がある方でも、語学力だけで外資系企業に転職できるなどと、簡単に考えないほうが良いでしょう。では、語学力以外にどのような能力を持っていれば、外資系企業に転職することができるのでしょうか?

それは外資系企業じゃなく、日本企業でも同じことが言えるのですが、豊富な経験と、即戦力となるスキルと、コミュニケーション能力です。この3つを持ち合わせている人材で、さらに語学力も磨いているなら、極めて、外資系企業に転職できる可能性は高いでしょう。

この3つの能力が欠けていても、語学力が欠けていても、外資系企業に転職することは難しくなってしまうのです。このバランスがしっかりととれている人材なら、外資系企業に転職できると期待しても良いでしょう。

まずは、外資系企業に転職できる能力やスキルを持っているか、自己分析をしてみましょう。語学力がない場合は、働きながら語学力を身につけることができるスクールに通ったり、留学を考えてみたり、様々な可能性を検討してみましょう。

外資系転職の面接ではどのような服装がいいの?

外資系の転職面接における服装は、基本的に自由です。しかし、自由だからこそ差が付いてしまう、というデメリットもあるのです。外資系の転職面接は服装が自由なので、自分にピッタリの、人事担当者に好印象を与えることができるものを選択しましょう。

とは言っても、いくら似合っているからと言って、あまりにも軽装にしてしまえば、常識を疑われてしまうことでしょう。したがって、最低限の礼儀と常識を持った服装を選ぶセンスが問われることになるのです。確かに服装で個性をアピールすることもできるでしょう。

しかしながら、人事担当者のセンスも人それぞれです。自分の服装のセンスと常識が、必ずしも外資系企業の人事担当者に通用するとは限らないのです。万が一、その人事担当者に、あなたのセンスで選んだ服装に対して「センスがないし、常識も礼儀もない・・・」と評価されてしまえば、いきなりマイナススタートとなってしまうのです。

このような危険を回避するのは難しいことなのです。結論は、無難にスーツを選択することです。私も外資系企業の転職面接を何回か受けたことがありますが、すべてスーツで臨みました。その結果、2つの外資系企業から、採用通知をもらうことができたのです。

もちろんスーツだけの評価ではありませんが、無難にスーツを選択し、他の面で勝負したほうが有利なのです。私服で来ている若い転職者もいましたが、あまり人事担当者に与える印象は良くなかったように感じました。