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内定をもらえずに卒業した学生が選べる選択肢には何があるの?

内定をもらえずに卒業した学生が、選べる選択肢は3つあります。1つ目は、3月の内定を諦めても、4月以降で、できるだけ早期に就職を成功させる!という選択肢です。2つ目は、とりあえずアルバイトをするという選択肢です。

3つ目は、何もせずにニートになるという選択肢です。最近では、3つ目の選択肢を選んでしまう若者も増えていますが、これは論外です。今回は、1つ目と2つ目の選択肢について考えてみようと思います。

できるだけ早期に就職を成功させる!

これも正しい1つの考え方だと思います。3月にもらえる内定がすべてではありません。たまたま他の人よりも運がなかっただけ!勝負はこれからだ!と前向きに考えて、積極的に就職活動を展開させていきましょう。3月内定がもらえなかったから・・・と不利に思う必要はありません。

むしろ、4月以降の就職活動で理想的な最高の企業と出会う!という希望を持ったほうが、良い結果を出せます。企業側も、3月までに内定がもらえなかったから、この人には問題がある・・・などとマイナスの印象を持つことはないので、ネガティブに考えず、いきいきと自信を持って自分をプレゼンしましょう!

まったく仕事をせず、事実上は就職浪人のような形での就職活動となるので、スピード勝負となります。意気込みはあったものの、半年経過しても1年経過しても、内定がもらえない・・・なんてことになってくると、致命的なブランクができてしまうので、他の手段も検討してみる必要が出てくることでしょう。

そもそも、必死になって頑張っても1つの結果も出せないというからには、何かしら就職活動のやり方が間違っている可能性が高いのです。根本的な就職活動に対する考え方や、行動の起こし方を改善することができなければ、2年経っても3年経っても、内定をもらうことはできないでしょう。

アルバイトをするという選択肢

次に、卒業後にアルバイトをするという選択肢について考えてみようと思います。結論から申し上げると、あまりおすすめできない選択です。アルバイト経験でも戦力になれる経験値を積むことは事実上できるのですが、その経験を認めてくれない体質の企業が未だに多く存在するので、結局は、卒業後のアルバイト経験がマイナス要因になってしまう危険性が出てきてしまうのです。

実際には、何もせずに働かないよりも、就職浪人するよりも、アルバイトをして働き続けていたほうが、社会人としては意味のある時間を過ごしていると思うのですが、それが企業側から認められないのが現実なのですから、仕方がないのです。

「自分は一生、アルバイトで気楽に働きたい!」と言うなら止めませんが、いつまでもアルバイトを続ける気はない!いつかは正社員になりたい!という意志があるなら、卒業後にアルバイトを選択するのはやめましょう。やはり、なんとしてでも正社員としての内定を掴むのです。

そのためには、自分の理想やこだわりのハードルを下げて、ある程度、妥協することが必要となります。ハードルを下げて視野を広げることで、今までは応募しようとも思わなかった将来性のある魅力的な企業が見つかるかもしれません!

奥の手の選択肢もある!?

1つだけ奥の手の選択肢があります。それは、アルバイトや派遣社員から、積極的に正社員登用への道が開けている企業に入り込むという選択です。企業によっては現場主義というか能力主義というか、雇用形態にこだわらずに「仕事ができる人材はアルバイトでも派遣でも正社員に登用する!」という傾向があるのです。

そのような企業を選べば、アルバイトや派遣からでも、十分に正社員としての就職を狙うことができるのです。このような傾向は、フード産業や外資系企業に多いので、うまくやれば、まわりの人が羨むような企業に正社員として登用されてしまうかもしれません。

とは言いつつも、狭き門であることには変わりないので、できることなら3月末までに正社員として採用してもらえる企業に、とりあえず就職してしまうのがベストな選択です。どうしても内定がもらえなかった時、初めてアルバイトという選択肢を考えるべきです。とにかく3月末まで、入社時期が完全に終わってしまう最後の1秒まで、諦めない姿勢でいることが重要です。