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不採用になっても過度に落ち込む必要はありません

連続して不採用になると、誰だって落ち込みます。しかし、過度にショックを受けることはないのです。

なぜなら、どんな人でも理想の転職先から採用をもらうまでには、膨大な時間がかかってしまうからです。つまり、連続して不採用をもらっているのは、自分だけではないということです。

自信のない人材を嫌う面接官

転職者の中には、100社から不採用をもらったという人だっているのです。不採用の通知が届くと、自分を否定されたような気持ちになりますが、そうではなくて「たまたま縁がなかっただけ」という話なのです。

過度にショックを受けてしまえば、自信がなくなり、転職試験での表情や態度にも、自信のなさが出てしまうのです。

そうなると、さらに不採用通知を増やす結果となってしまうのです。面接官は自信のない人材を極端に嫌います。

キャリアやスキルがなくても根拠のない自信を持ち、どっしりと構えている人のほうが、実際に採用されやすいのです。

自信をつけるために必要なこと

自分に自信がない人は、資格取得でも、趣味や特技でも、ボランティアでも、なんでも良いのでアクションを起こしてみましょう。

行動することが何よりも大切です。頭で考えているだけで行動に移せない人は、いつになっても自信を持つことができないのです。

何か1つでも良いので、最後までやり遂げることで、その経験は必ず自分の自信となるのです。資格取得の勉強を続けたり、趣味や特技の腕を磨いたり、ボランティアに参加するだけでも、不思議と自信がついてしまうのです。

自信をつけるために、どのような行動を起こしたのか?是非とも、それを職務経歴書の自己PRにしてみましょう。

下手なキャリアやスキルなんかよりも、インパクトがあるし、強い印象を与えることができるので、確実に他の応募者と差をつけることができるのです。

自分に自信が付いてくると、姿勢もよくなるし表情も柔らかくなり、余裕を持って転職試験を受けることができるようになります。

そうなると、面白いように面接に合格して、複数の企業から採用をもらうことができてしまうのです。

結局、最終面接での決定打は人間性なのかもしれません。採用担当者からすれば、どれだけ優秀で即戦力となる人材でも「こんな人と一緒に働きたくない・・・」と思うような人材なら、面接までは進めても、最終的には落とされてしまうのです。

ヒューマンスキルで勝負する

このような事情があるから、実際の転職試験ではキャリアやスキルをたくさん持っていて、企業が求めている人材に限りなく近いのに、まったくキャリアやスキルが足りない人に負けてしまうという事態が起こるのです。

これはある意味で、キャリアやスキルがない人でも、人間性や経験値などのヒューマンスキルでいくらでも勝負することができる、という希望にもつながるのです。

転職試験は最後まで何が起こるか分かりません。最後の最後で逆転ホームランを打てることもあるのです。