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「内定をもらい過ぎて困る」どうやって辞退したら良いのでしょうか?

内定をもらい過ぎて困る・・・なんとも贅沢な悩みでしょうか?未だに1つも内定がもらえない・・・という学生からしたら、羨ましいと思ってしまうことでしょう。しかし、それは仕方がないことです。内定がもらえる学生は、複数の企業からオファーをもらうことができるのです。

逆に内定がもらえない学生は、必死になって30社40社に応募しても、良い結果は出ないものです。内定ばかりもらえる人と、いつになっても内定がもらえない人、どちらにも必ず理由があるのです。内定をもらい過ぎて困る・・・という人は、その理由に早く気づけた人なのです。

円満に内定を辞退するコツとは?

どうせ断るのだから、その後の関係なんてどうでもいい・・・。このような考えを持っている方は、ビジネスマンとして危険です。なぜなら、ビジネスの世界では、異業種でもどこでつながっているか分からないからです。

せっかくあなたに内定をくれた企業に対して、恩をあだで返すようなやり方で内定を辞退してしまえば、その後、遺恨が残ってしまうかもしれません。社会人になり一人前のビジネスマンになった時に、非常識なやり方で内定を辞退したことが汚点となり、信用を失ってしまうかもしれません。

これは決して大袈裟なことではないのです。くれぐれも、内定を辞退する時は「円満」を心がけましょう。そもそも、内定をくれた!ということは、企業があなたになら数百万円の先行投資をしてもいい!生涯の給料を計算に入れれば数億円の投資をしてもいい!と言ってくれているということです。

あなたを商品としてたとえるなら、企業はお客様です。あなたを数億円で買ってくれる!と言ってくれているのです。よく考えてみると、そのような出会いって奇跡的なことですよね?こう考えると内定を辞退するのがもったいない気持ちになってしまいます。このような気持ちになることができれば、いかに円満に内定を辞退することが大切なのか、分かっていただけることでしょう。

円満に内定を辞退するコツで最も重視して欲しいのが、辞退することが明確なら、今すぐに連絡を入れるという点です。内定をもらい過ぎて困る・・・という学生の中には、2つも3つも内定したままの状態で、保留したりします。決めかねる・・・という気持ちも分かりますが、保留することで、企業や他の応募者にも多大な迷惑をかけているのです。

内定を独り占めしている学生がいることで、企業も確実に人材を確保することができないし、なんといっても、他の応募者の明暗まで分けてしまうのです。内定を決めかねて保留することで、他の応募者の大切なチャンスまで失わせてしまうことになるのです。社会人になっても同じような状況は何度もやってきます。

空気が読めず人に迷惑をかけてしまうような部分を持っていると、健全な仕事を続けていく上で障害となってしまうかもしれません。自分だけがよければいい!という考え方を捨てて、企業や他の応募者に迷惑がかからないように、できるだけ早く内定を辞退するか、その企業に決めるのか?結論を出すようにしましょう。結論が出たら、すぐに行動することが肝心です。

早期に内定を辞退するメリット

早期に内定を辞退する最大のメリットは、次の応募者に内定が移るという点です。これは企業にとっても他の応募者にとっても、大きなメリットとなります。もしギリギリまで内定を辞退しないと、最悪の場合その採用枠自体がなくなり、次回の応募に延期されてしまうのです。

そんなことになれば、あなたの次に内定をもらえるはずだった応募者の人生まで狂わせてしまうことになるのです。また、企業からしても大迷惑です。あなたよりも意欲的に働いてくれる別の応募者を採用できる可能性を失ってしまうのですから・・・。要するに、内定をもらったからには、その内定を受けるか辞退するか、早期に決めなければいけないという責任が出てくるということです。