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転職面接で成功する会話術②【実績や経験から学んだ事をアピール】

転職面接で成功する会話術は、過去の実績や経験から学んだことをアピールすることです。面接者にとって、自分のキャリアを武器にするなら、このテクニックは欠かせません。なぜなら、過去の実績や経験から何を学んだのか?を、面接官は1番知りたがっているからです。

過去の実績や経験は、なにもすべて成功のエピソードじゃなくても良いのです。多くの面接者が成功のエピソードしかアピールしない中で、失敗のエピソードから学ぶことがあった!というアピールをすれば、目立つし興味を持ってもらうことができるのです。

実際に、成功からよりも失敗から学べることのほうが多いからです。学んだことの内容は、仕事上の能力やテクニックよりも、人間関係におけるもののほうが、好印象を与えることができます。

例えば、「失敗の経験から、助け合い協調性を持って、チームで仕事をすることが何よりも大切なことだと実感しました!」というアピールをすれば、面接官は「このような人なら一緒に働きたい!」と思ってくれるようになるのです。

逆に、すべて仕事上の成績やテクニックばかりを学んだ!というアピールをしてしまえば、どこか人間的な温かさが足りない・・・という、マイナスの印象となってしまうのです。所詮は、面接官も人間です。多くのキャリアやスキルをもった優秀な人材よりも、温かみがあって人間らしい人と、一緒に仕事がしたいと思うのです。

言葉とプラスαで職務経歴書をフル活用

転職面接で成功する会話術は、言葉とプラスαで職務経歴書をフル活用することです。転職面接で大切なのは、直接会話する言葉です。しかし、言葉だけでは伝わりきれない事もあります。それを伝えるためのツールが職務経歴書なのです。

転職面接の時間は限られています。個人の面接ではなくグループでの面接ともなれば、さらに時間は限られてしまうのです。その限られた時間の中で、言葉だけで全てのアピールをするのは不可能です。だから、言葉で足りない分は職務経歴書でアピールすれば良いのです。

履歴書には決められたルールがありますが、職務経歴書は自分で作成することができるので、10枚になろうが100枚になろうが問題ありません。自分のアピールを10枚では書ききれないなら、20枚30枚の職務経歴書を作成すれば良いのです。

それだけの枚数、職務経歴書を作成したというだけで、面接官からは高評価をもらうことができることでしょう。また確実に、他のライバルとインパクトの面で差をつけることができるでしょう。

さらには、職務経歴書に具体的な数字やエピソードで実績を書き加えることで、転職面接中にはとてもアピールできなかった、具体的な自分の魅力を伝えることができるのです。

転職面接中に自分でアピールした部分を、さらに詳しく説明しているのが職務経歴書なのです。「もっとアピールできるところがあったのに、うまくできなかった・・・」というような事にならないためにも、模擬面接の練習と、完璧な職務経歴書を作成しておきましょう!