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大学2年生へ「1日でも早く就活を意識した行動を開始しましょう!」

大学2年生の学生さん達は、1日でも早く就職活動を意識した思考と行動を開始しましょう。こんなことを言えば「大学2年生なんて、まだ就職活動を始めるには早すぎる」という意見も出てくることでしょう。しかし、大学2年生のうちから就職活動を意識した思考や行動を開始することは、非常に重要なことだと言えるのです。

まず、大学3年生になって本格的に就職活動がスタートしてしまったら、就職活動に向けた準備が間に合いません。実際にギリギリまで遊んでいた学生が、いきなり就職活動をスタートさせようと思っても、準備ができていないから、気付いた頃には完全に出遅れて、周りの学生から大きな差をつけられてしまうのです。

就職活動が出遅れてしまえば、当然、内定をもらうのも難しくなってしまい、結局は妥協した会社に就職し、数ヶ月で退職するという最も悲惨なケースとなってしまうのです。そんなことにならないためにも、大学2年生から本格的な就職活動の準備を始めておきましょう。

どのような準備をすれば良いの?

具体的に、大学2年生の学生さんが就職活動に向けて準備しておくべきことをご紹介します。まず、1番最初にやってほしいことは、働くことについて考えることです。恐らく大学2年生になるまで、アルバイト経験はあっても、真剣に正社員として働くことを、じっくりと考えたことはないでしょう。

正社員として就職するのとアルバイトとでは、仕事と向き合う考え方にもかなりのギャップがあるのです。そこを埋める思考がないと、就職してから苦しむことになるのです。

よくアルバイト気分が抜け切れていないまま就職してしまった学生が、就職後に人間関係や仕事に対する考え方で苦しむ・・・というケースが多いのは、このような思考を早い段階でしなかったからです。就職後に苦しむことがないように、仕事についてしっかりとした考えを養っておきましょう。

2つ目に大事なことは、まわりの意見や流行に流されない考えを持つことです。日本人は右に倣えが好きな人種なので、人の意見や流行に流されやすい傾向があります。他のことならまだしも、就職に関しては絶対に人の意見や流行に流されてはダメです。

他人任せで就職先を決めてしまうと、失敗してしまうケースが多くなるのです。自分で選んだ就職先なら、どんな困難があっても自分の力で乗り越える強い意志を持つことができるのです。その点、他の意見や流行で選んだ就職先では、ちょっとでも辛いことがあると逃げ出したくなってしまうのです。

3つ目に大事なことは、学生時代に得たスキルと関連する業界を、必ずしも選ばないで良いという点です。大学で専攻する学部を選ぶ時も、自分の将来に向けて仕事につながるような意識を持てる人は少ないです。ちょっと興味があったからという理由で、選ぶ人がほとんどなのです。

だから、どのようなスキルが身についたとしても、そのスキルを活かすことができる就職先を、無理して選ぶ必要はないのです。就職活動を意識した時に、自分の持っているスキルとは関係なく、その時点で自分が1番興味のある、関心の持てる業界を選ぶようにしましょう。

4つ目に大事なことは、視野を広げるという点です。就職活動に対する考え方や、就職先を選ぶ基準を決める際も、自分1人の頭の中で考えると、どうしても視野が狭くなってしまいます。そもそも社会経験もないような学生が1人で考えても、良い答えなど見つからないのです。

両親や友達、社会人の先輩や大学の先生などに相談してみましょう。先述したような準備をじっくりとできるのは、大学2年生の時だけです。3年生になって本格的に就職活動がスタートしたら、じっくりと準備する時間などないのです。大学1年や2年の余裕があるうちに、たっぷりと時間をかけて自分と向き合い、就職に対する考えをまとめておくことが、何よりも大切な作業と言えるのです。