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就職活動に対するポテンシャルを高く維持する方法とは?

就職活動も長期戦となると、高いポテンシャルを維持するのは至難の業となってしまいます。肉体的な疲れと精神的な疲れが蓄積されてしまうと、表情が暗くなってしまいます。

頭では笑っているつもりでも、表情では疲れからくる暗さが採用担当者にも伝わってしまい、結果、面接試験でも良い成果を残すことができなくなってしまうのです。書類選考を突破することはできても、面接試験で何度も落とされてしまい、さらに精神的な疲労が溜まってしまうのです。

この悪循環を断ち切ることができれば、いつでも高いポテンシャルを維持しながら、最高のコンディションで就職活動を進めることができるでしょう。そのためには、定期的に休息をとることが大切です。努力家や負けず嫌いのタイプに限って、休息をとることが嫌いです。

嫌いというか、休息をとる自分が許せないというか、罪悪感を抱いてしまうのです。その気持ちが、さらに自分を追い詰めることになってしまうのです。どんなにタフでポジティブな人間でも、休息もとらずに頑張り続けると、いつかパンクして自分を壊してしまうのです。

自分が壊れてしまえば、就職活動はおろか私生活にも悪い影響が出てしまうのです。そうなる前に自分をコントロールして、上手に息抜き、手抜きをすることが肝心なのです。

上手に息抜き、手抜きができる人は、ここぞという時だけ最大限の力を発揮することができるのです。不器用な人は、いつでも100%のフルパワーで挑んでしまいますが、器用な人は、ここぞという時だけ100%の力を出し、普段は上手に力を抜き、温存することができるのです。

プラス思考で考える

就職試験はシビアで残酷です。必死になって精一杯、これ以上努力できないほど頑張っても、最終面接で不採用になってしまうことがあります。しかも連続して落とされることもあります。あまりにも打ちのめされると、自己嫌悪になってしまうことがあります。

「きっと自分が駄目な人間だから不採用になるんだ・・・自分は社会から必要とされていないんだ・・・」そんなふうに思ってしまう気持ちも分かりますが、現実から逃げないでください。就職試験は運もタイミングも味方につけないと、なかなか良い結果を出すことはできないのです。

マイナス思考になって、そこから抜け出すことができなければ、どんなに頑張っても内定をもらうことはできないのです。何事もプラス思考で考えましょう。まず、自分が精一杯努力して不採用になったのなら、自分を責めてはいけません。

自分はよく頑張ったと、自分を褒めてあげましょう。ただ、不採用になったという現実から目を背けたり、投げやりになってはいけません。自分を褒めてあげた後に、なぜ不採用になったのか冷静に分析してみましょう。

そして、今の自分に足りないものを徹底的に探し出し、足りない分を補う努力をすぐに始めるのです。連続で落とされて疲労が限界にきているなら、休息してリセットすることも大切です。

弱音は吐いてもイイ!?

学生にとって就職は未知の世界です。親に守られている学生時代から、いきなり社会人になって独り立ちしなければならないのですから、怖くないわけがないのです。社会経験もないのですから、就職活動を進めていく中で、失敗してしまうことも多々あることでしょう。

不安になったり、弱音を吐いたり、愚痴を言ったりする自分を否定してはなりません。就職活動が最初からうまくいく人はいないのです。たくさん失敗して苦い思いをしたから、最後に成功を掴むことができるのです。

社会人になってからも失敗は続くのです。プレッシャーやストレスから弱音を吐くことも、必要なプロセスの1つだと私は考えます。不安な気持ちや弱音や愚痴を聞いてもらえる仲間を、1人でも多く作っておきましょう。

就職活動では弱い自分を知り、受け入れることも大切な作業なのです。仲間に話を聞いてもらうことで、不安を乗り越えられるというケースが非常に多いのです。同じように就職活動で苦戦している仲間が、自分と同じように不安を抱いたり、弱音を吐いたり、愚痴を言ったりしているのを知るだけでも、励みになるのです。

1人で就職活動という荒波を乗り越えるよりも、仲間を敵対するライバルと見なすのではなく、切磋琢磨できる同志だと思えば、これほど心強いことはないのです。