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ハローワークのキャリアシートを活用しましょう!

ハローワークには、キャリアシートという自己アピールのツールが用意されています。キャリアシートを書かない人もいますが、これほどもったいないことはないので、必ず書くようにしましょう。キャリアシートというだけあって、就職転職希望先の企業に、自分のキャリアやスキルをアピールするためのツールです。

こんなことを言ってしまえば、「自分にはアピールするようなキャリアもスキルもない・・・」なんて、マイナス思考に考えてしまう人も多いことでしょう。実際には、企業に堂々とアピールすることができるキャリアやスキルを持っていない人のほうが、大多数だからです。

しかし「何もアピールすることがない・・・」と諦めてしまえば、それで終わりなのです。企業は、1パーセントの可能性でもあれば、採用を手にしたい!という熱意と根性を持っている人材を求めているのです。企業にそのようなプラス面をアピールするためには、誇れるキャリアやスキルがなくても、それをひねり出すくらいの積極性を持つことが大切です。

自己分析を徹底的にやって、少しでも誇れるようなエピソードを探してみましょう。それでも、どうしてもキャリアシートに書くようなことがなければ、将来に向けて資格取得の勉強を始めましょう。そうすれば、その資格取得の勉強をしていることを、キャリアシートに書くことができるのです!誇れるキャリアやスキルがなければ、作ってしまえば良いのです!

先に退職する必要がありますか?

ハローワークで転職活動をするために、わざわざ在職中の会社を退職する必要は1つもありません。むしろ、私は在職中の会社を退職せずに、ハローワークで転職活動をすることをおすすめします。なぜなら、そのほうが賢明な選択だからです。先に退職しても、ハローワークですぐに転職先が見つかるなどという保障はどこにもないのです。

万が一、数ヶ月、半年経過しても転職先が見つからなければ、その間は無職となってしまうので、生活を維持することができなくなってしまうのです。失業保険をあてにして退職する場合でも、自己都合で退職をした場合、給付を受けることができるのは退職日から3ヵ月後となります。

つまり、最低でも3ヶ月分の家賃と食費と光熱費を貯金しておかないと、生活が破綻してしまう・・・ということです。ここが転職活動をする上で盲点となっているのです。結局は生活費が足りなくなり、実家から仕送りしてもらうことになってしまうのです。

自立した社会人として、親から仕送りを受けることほど恥ずかしいものはないのです。そんな計画性のない転職活動をしてはいけません。しっかりと計画を立てて、どうしても先に退職してから転職活動がしたいなら、最低でも1年分の生活費を貯金してから、退職届けを出すようにしましょう。それができないなら、退職はせずに、ハローワークの支援を受けて、少しずつ転職活動を進めていきましょう。