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「内定まで、あと一歩!」最終面接に合格するコツを教えます♪

就活中は、内定がもらえるまで不安で不安で仕方がないですよね?「先が見えない、内定がもらえるか分からない・・・」という気持ちが、どうしても前に出てきてしまうので、不安に押し潰されてしまうのです。

でも、内定という「安心」が欲しいからといって、焦って就職先を決めてしまい、働き始めた頃に後悔するなんてことにならないよう、十分に気をつけてください。

こだわりすぎて内定がもらえないのも問題ですが、焦りすぎてミスマッチの就職先を選んでしまうのは、さらに問題です。焦ることはありません。みなさん、最後には必ず納得のいく企業から内定をもらい、社会人としてデビューしているのですから!

1人採用すると数百万円の経費がかかる!?

内定という「安心」をつかむためには、最終面接に合格しなければなりません。合格するためには、まず、採用担当者がどのような考えを持って面接を実施しているのか、理解しておくことが大前提となります。

まず、採用担当者が最も重視していることは、「この学生を採用したら、何年後かに戦力となり、会社の利益に貢献してくれる可能性はどれぐらいあるのだろうか?」という点です。「仕事ができそうだから!性格が良さそうだから!」という安易な理由で採用されることはないのです。

企業にとっても採用担当者にとっても、1人の学生を採用するということは、重大な決断となるのです。「採用=投資」と考えれば、いかに重大な決断かお分かりいただけることでしょう。例えば、1人の学生を正社員として採用するのに、単純計算で100万円以上の経費がかかると言われています。

研修の費用や人件費やその他の費用を合計すれば、100万円を軽く超えてしまうのです。かかる経費はそれだけではありません。翌月からの給料、年収、ボーナス、福利厚生、手当てなどを含めれば、数百万円単位の投資となってしまうのです。

はたして、新卒の学生を採用して、先行投資した数百万円を取り戻すことはできるのでしょうか?残念なら、最近では、新卒で採用されても短期間で退職してしまう若者が圧倒的に増えています。企業からすれば大損をしたことになります。

つまり、企業側も採用担当者もそのようなリスクと不安を抱えながら、大袈裟ではなく会社の命運をかけて最終面接に臨んでいるのです。要するに、必死になって面接に臨んでいるのは学生だけではないということです。

そう考えると、必死になっているのはお互い様なので、気持ちも少し楽になることでしょう。是非とも、採用担当者に「この学生になら数百万円の先行投資をしても回収できる!」と思わせるような、面接対策と準備をしておきましょう。

最終面接に合格するコツとは?

最終面接に合格するコツは、内定という「安心」を求めるのではなく「どうしても、この企業で働きたい!」という熱意を簡潔に伝えることです。

最終面接で落とされてしまうタイプで多いのは、「早く内定をもらって安心したい!辛くない仕事がいい!自由な時間も欲しい!サービス残業や休日出勤、転勤なんてもっての他・・・」などと、自分本位の考えしか持っていないのです。

そのような気持ちが採用担当者に伝わってしまうと、不採用の材料にされてしまうのです。ギブ&テイクという言葉がありますが、テイクばかり求める学生が多いから、不採用になってしまうのです。採用担当者はギブしてくれる、つまり、会社に貢献してくれる、やる気や熱意を期待しているのです。

そのためには、待遇や条件だけで就職先を選ぶのは間違いだし、気持ちも伝わりません。少なくとも、興味や関心が持てる仕事でなければ、「どうしても、この企業で働きたい!」という熱意は伝わらないのです。要するに、最終面接で合格できるか不採用になるかは、就職先を選んだ時点である程度決まってくるということです。

まったく興味も関心もない仕事を選び、「とりあえず内定が欲しいから・・・安定した給料と待遇が欲しいから・・・」という気持ちでは、最終面接までは進めても内定はもらえないのです。採用担当者も必死なので、本当に貢献してくれる気持ちや、仕事に対する熱意や信念が持てる人なのか?すぐに見抜かれてしまうのです。

くれぐれも待遇や条件だけで就職先を選ぶのではなく、興味や関心の持てる仕事を選ぶようにしましょう。これが、単純ですが確実な「就職面接で合格するコツ」です。