• RSS

トラックドライバーの仕事ってどう?仕事の「生」情報

私の職歴からの仕事の内容の情報提供「トラックドライバーの仕事、一般貨物輸送編」について、お伝えしたいと思います。

まず、仕事の流れについてですが、この職種は「運ぶ物」により、時間帯や行程が大きく異なります。「一般貨物」「限定」「運行」などと、荷物の種類により分けられます。今回は、「一般貨物」を運ぶトラックについてお話しします。

「短距離輸送」と「長距離輸送」

行程は日帰りの場合の「短距離輸送」と、車中泊を伴う「長距離輸送」とがあります。「短距離輸送」の場合は、車庫(会社)から配達先までの距離により、かかる時間を想定し、車庫を出発します。また、配達先に時間指定がある場合はそれに合わせます。

例えば、時間指定が朝一番の場合は、道路が混みだす前の6時30分位に到着することを狙います。片道3時間かかる場合は、途中で30分間の休憩を含め、車庫を3時に出発することになります。

家からの通勤が30分かかる場合は、遅くても2時には起床しなければなりません。到着したらば、荷降ろしの準備を行い、朝食(弁当)を済ませて、仮眠をとります。荷降ろし完了後、帰りの荷物を積みに向かいます。

途中で昼食や休憩をとり、帰りの荷物を積み、降ろす配達先に向かいます。荷降ろしが完了すれば、明日配達する荷物を積みます。(いわゆる「宵積み」です)帰りの荷物は次の日に降ろすこともあります。

仕事が終わるのは夕方で、1日の拘束時間は14~15時間位になります。配達先が遠い場合は、この行程を2~3日かけて行います。いわゆる「長距離輸送」というやつです。

辛かったこと、楽しかったことは?

辛かったこと「ワースト3」

3位は、慢性的な「寝不足」になり、居眠り運転は「命取り」になります。また、拘束時間が長く、好きなことに時間を作ることが困難になります。

2位は、大雪が降るのが分かっていても、配達先に向かわなければならないことです。高速道路が通行止めになり、足止めをくらうことがあります。

1位は、宵積みすると、よほどのことがない限りは、自分で荷物を届けることとなり、休めません。体調が悪化し、ゲロを吐きながら帰りの荷物を積んだことがあります。

楽しかったこと「ベスト3」

3位は、車庫を出れば誰にも「気がね」せずに済むことです。通りたい道を通れる場合もあります。気分次第です。

2位は、色々な景色を楽しめることです。朝焼け、夕焼けの海岸線や雪景色はとても綺麗です。

1位は、憧れていた車両を「運転」できることです。筆者は「大型のトレーラー」を運転することに憧れていて、免許を取得しました。運転している時は「優越感」に浸っていました。

細心の注意が必要なトラックドライバー

最後に、交通事故には細心の注意が必要であることは言うまでもありません。リスクが高い仕事ですが、年齢が若くても、とりあえず相応の収入を得られる職種ではありますよ!