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コツコツ?一攫?気になるサイドビジネスの実情4パターン

アベノミクスで物価は上がったとはいえ、給料に反映するのはいつのことやら。サラリーだけではやっていけない会社員が考えるのは…ギャンブルか副業だろう。

ギャンブルのことはその道の専門家にお願いするとして、このサイトでは副業について考えてみたい。

動画で稼ぐ

有名な手法だが、アイデア次第で手軽に稼げることは間違いない。YouTubeなどの動画サイトに動画をアップロードし、再生回数に応じて広告報酬をもらえる。報酬は明示されてはいないが、再生回数÷10が相場のようだ。5万回再生されれば、5千円となる。

特に手間隙かけて作った動画でなくても、ペットのかわいらしい仕草、子どもの笑顔・泣き顔、プロポーズの瞬間、近所の火事などハプニングで撮れたものも意外なほど多く再生されている。

とはいえ、動画の内容は各サイトのガイドラインに沿っていなければならない。著作権、肖像権・他人のプライバシーなどを侵害していれば違法行為となり、削除される。悪質な場合はアカウント停止だけでなく、損害賠償や刑事罰の対象となるケースもある。

海外オークションサイトで稼ぐ

円高の今、ebayなど海外オークションサイトで稼ぐ魅力はアップしている。英語が壁だが、そんなに高度な英語力が要求される訳ではない。発送先の確認と落札代金回収ができる程度でいいのだ。

着物や手工芸品はもちろんだが、アニメのフィギュアやハローキティグッズ、こけし、ランドセル、トレーディングカードなども売れるのだという。「日本特有のもの」が狙い目ということだろうか。

ただ日本から発送は可能でも、相手国では受け取れない禁制品もある。国ごとに決められている事項なので注意が必要だ。たとえばイギリスではたまご・はちみつ、アメリカでは、避妊用品・旧ソヴィエト連邦または中国大陸産の毛皮及び皮革なども禁制品の指定となる。象牙、べっこうなどワシントン条約に違反するものも送ることはできない。

「代理」で稼ぐ

代理家族、代理恋人、代理付き添いなど「代理」もひとつの市場を形成している。結婚式・披露宴に上司の代理で出席して欲しい、友達として出席して欲しいというオーダーは、実はかなり多いらしい。もちろんご祝儀は不要で、豪華な料理が食べられる。報酬は8千円から1万5千円。スピーチ、余興、受付などオプションが付けば増額される。

ただし、代理であることを他の参列者に悟られてはいけないし、目立ってはいけないので、ハートの強さが求められる。時間厳守など一般的マナーも身についていなければならない。

家に稼いでもらう

自宅をテレビや映画の撮影用としてレンタルする、という手もある。自分で売り込む必要はなく、斡旋業者に自宅の写真を送り間取り・特長などを知らせるだけでいい。業者の手で情報がサイトにアップされ、撮影場所を探しているスタッフの目に留まれば撮影依頼が来る。下見などを経て双方了解の下にレンタルが成立するという仕組みだ。

あとは撮影時間帯に留守にすればOK。撮影スタッフのお世話などはもちろん必要なく、撮影用に室内に変更が加えられたとしても原状回復される。「うちはそんな豪邸じゃないし」と思われるだろうが、豪邸ばかりにオファーがある訳ではない。6畳一間にもワンルームにも昭和築一戸建てにも撮影の需要はあるという。

山で葉っぱを採って月収70万円のおばあちゃんたちもいる世の中だ。目の付け所次第でこれまでにない稼ぎ方ができる時代なのかもしれない。