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転職面接で成功する会話術③【意地悪な質問をされた時の対処法】

転職面接で成功する会話術は、面接官を納得させるだけの志望動機や転職理由を考えておくことです。転職面接では、意地悪な質問もされます。

練習を繰り返し、面接官も納得する理由を考える

例えば、「なんであなたは当社に転職できると思ったのですか?」「当社の業務をこなせると思った理由をお聞かせください」といった、背筋も凍るような質問責めをしてくるのです。

そんな時、何も準備をしていないと、しどろもどろになってしまいます。そんなことにならないためにも、しっかりと準備をしておきましょう。

準備する方法は、模擬面接を何回もやって、意地悪な質問にも自信を持って、面接官を納得させるだけの理由を簡潔に伝える練習をしておくのです。

想定される意地悪な質問を、できる限り考えましょう。そして、その質問に対するもっともらしい、面接官も納得してしまうような理由を考えるのです。

理由を考える際は、「○○だから、私はできます!」というように、断定して言い切れるくらいのものが必要です。

インパクトのある効果的な回答を持つ

例えば「当社は残業が多いですが続けられますか?」といった質問に対して、「体力はあるので大丈夫です!」と言うだけでは、ライバルと差をつけることはできません。

もっとインパクトのある効果的な回答は、例えば

「前職でも毎日のように残業をしていましたが、学生時代に鍛えあげた体力と前向きな明るさで、仲間達と楽しみながら仕事をこなすことができました!だから大丈夫です!」

といった感じです。ここまで自信満々で言われたら、面接官も納得してしまうことでしょう。

会社の印象は?と聞かれた時の対処法

転職面接で面接官から「会社の印象は?」と聞かれた時、転職に成功する人と失敗する人とでは、明確に異なる回答をします。転職面接で面接官がこの質問をする意図は、志望動機ではありません。

抽象的な質問ではありますが、転職面接官の意図は、「どれくらい業界について理解しているか?理想や憧れだけではないか?」を厳しくチェックしたいのです。

つまり、会社案内や会社のホームページにある理念を見たりして、「その理念に共感しました!」という志望動機のような回答をしてしまう方は、転職に失敗してしまうのです。転職に成功する人の回答の仕方は、次のようなものです。

「私は○○の会社で、○○のようなプロジェクトに参加して成果を上げたい!と思っています。このプロジェクトなら、私の○○の経験や○○のスキルを活かすことができると確信しています。」といった感じです。

このように具体的な説明で、会社に貢献することができる理由を伝えることで、採用される確率は飛躍的にアップするのです。

転職希望先の業界を徹底的に調べる

このような自信満々のアピールをするためには、事前に、十分すぎるくらい転職希望先の会社と、その業界のことを理解しておくことが大前提となるのです。

いきなり転職活動を始めるのではなく、余裕をもって、転職希望先の業界を徹底的に調べ上げることが重要なのです。

焦って熱意とやる気だけを伝えても、転職面接官から「気持ちだけで中身がない・・・」と評価されてしまうと、採用されることはないのです。