キャリアビジョンとライフプランのバランスを考えて就活しましょう!
就活中の大学生の中で、キャリアビジョンとライフプランのバランスを考えて就職先を選べている方が、はたしてどれぐらいいるでしょうか?恐らく、それほど多くはないと思います。
やりたいことや、興味のある業界がある程度決まっている学生さんは、キャリアビジョンを割と考えて就職先を決められているようですが、ライフプランは無計画だったりすることが多いようです。
キャリアビジョンもライフプランも無しで、待遇や人気度や評判だけで就職先を決めるよりはマシですが、できれば、キャリアビジョンとライフプランのバランスを考えた上で、就職先を選ぶようにしましょう。
特に女子学生の方は、バランスを重視して自分の理想を具体的に考えておかないと、就職後に後悔することになるので注意が必要です。
就活中の女子大生へアドバイス
就活中の女子大生へ。「就職先を選ぶ時は必ず、キャリアビジョンとライフプランのバランスを考えて選ぶようにしましょう!」どちらも考えないのは論外だし、一方だけを考えるのもダメです。
女性は就職後に、結婚、妊娠、出産、育児、など様々なイベントが待機しています。それは楽しみなイベントでもありますが、仕事との両立を考えると、大変なイベントでもあるのです。
ここからは、「結婚したら仕事を辞めて専業主婦になりたい!」という希望がある方は、読まなくても結構です。「結婚しても正社員として仕事を続けたい!」という願望を持っている女子学生だけに、就活のポイントをご紹介したいと思います。
ライフプランを重視して就職先を妥協するな!
キャリアビジョンよりもライフプラン(結婚、妊娠、出産、育児)を重視してしまうと、育児休暇やその他の手厚い支援がある就職先を選ぶという思考になりがちです。
別にその考え方が間違っているとは断言しませんが、恐らく、正社員として仕事を続けたい!認められたい!成果を出したい!という上昇志向の高い女性の場合は、いつか物足りなさを感じてしまうことでしょう。
また、自分が思い描くような理想のキャリアを手にすることも、難しくなってしまうでしょう。さらに、将来的に就職した企業の経営状態が悪化すれば、女子社員は結婚したら退職しなければいけないという暗黙のルールができてしまうかもしれません。
そんなことになれば、ライフプランを重視して、本当にやりたいことを我慢して妥協した意味がなくなってしまいます。そんなことにならないためにも、ライフプランを重視するあまり、就職先で妥協するという思考は捨てたほうが良いでしょう。
結婚や妊娠、出産、育児で1度退職しても、後にもっと良い会社に転職できるくらいのキャリアが積める就職先を選んだほうが良いということです。
キャリアが積めるのは20代だけ!?
将来の転職でも通用するキャリアを身につけることができるのは、20代のうちだけです。
一生、独身で結婚しない!という女性なら話は別ですが、遅くとも30代前半までには結婚したい!という女性は、必ず、20代のうちに自分が求めているキャリアが身につくような仕事をしましょう。
そういった意味では、就活をする際に、とりあえずライフプランのことは1回頭から外して、キャリアビジョンを優先して考えると良いでしょう。
もちろん、キャリアプランを優先して就職先を絞り込んだら、少しでも女性社員が結婚後も正社員として働けることに協力的で、支援制度も充実している企業を見つける努力は欠かさないようにしましょう。
このような優先順位で、キャリアプランとライフプランの絶妙なバランスを考えて就活を進めていけば、就職後に後悔することがなくなるのです。
要するに、20代でしか吸収することができないキャリアをしっかりと積むことができれば、結婚だろうが妊娠だろうが育児だろうが、会社が倒産したって、また別の会社に好条件で転職することができるということです。