面接でやる気を伝えるコツ!言葉だけでは不十分な理由!
やる気は行為・行動で示す
面接で、もし『やる気はありますか?』と聞かれて『ありません』と言う人は、まずいません。そもそも採用されるために面接を受けているわけですから、やる気はあるはず。ではどうしたらやる気を伝えることが出来るでしょうか?
大切なのは【いかに伝えるか】です。つまり、伝え方、自分の見せ方がかなり重要です。なので常に考えなくてはいけません。本当にその仕事をやりたいと思っている時、どうやったらやる気を伝えることが出来るだろうか?
残念ながら正解はありません。大事なのは考え方です。人と同じことをしてはダメ、ということだけ覚えておいてください。これを読んでいるみなさんは、それぞれ受ける企業も会社も違うはず。
なので考え方を学ぶのです。考え方とは【質問】です。自分への問いかけが答えを出してくれます。
『私は何をしたら、やる気を伝えることが出来るだろうか?』
『何をしたらやる気が伝わるだろうか?』
具体例をあげましょう。ある大学生が、北海道の企業に入りたくて、就職活動されていました。本人はどうしてもそこでやりたいというのです。『やる気はあるの?』って聞くと『メチャメチャある』と言います。
そこでその学生に質問してみました。『ところでその会社の住所って正確に分かりますか?』って聞いたら『分からない』と言います。『会社がある市の人口とか、市長さんとか分かりますか?』と聞いたら『分からない』と言います。
その学生はそのやり取りで気づきを得て、北海道のことを出来る範囲内で全部調べ、その情報を頭に叩き込みました。もしかしたらそんな質問はないし、覚えたことが無駄になるかもしれません。
やる気とは、一見無駄と思える努力をすることです。聞かれるかどうかも分からないけど、見えない努力をしておく、それがまた自信になるはずです。人のやる気をというのは、本人が起こした行動・行為に宿るのです。
一見無駄と思える努力をしてますか?今のは一例です。他にもやる気を伝える方法はあると思います。ひたすら考えて思いついたことを実行・行動するしかありません。
その学生さんは3次試験の最終面接までいきましたが、最終で落ちてしまいました。ただその熱意・やる気は伝えきれたからこそ、最終面接まで残ったのです。やる気・熱意は何かしらの行動したものに宿る、というのを覚えておいてください。
質問は1回で終わりではありません。絶えずするのです。
『やる気を伝えるために何が出来るだろうか?』
すると、会社に履歴書・職務経歴書以外に、お手紙を書くのもいいかもしれません。実際に会社に足を運んで社長さん、人事担当に、直接オファーするのもいいかもしれません。
『普通そこまでするか~』というレベルまで、やったことありますか?やり過ぎくらいがちょうどいい。本当にそこで働きたいと思うなら、まさにやり過ぎくらいでちょうどいいかもしれませんよ。
『そこまでしないといけないんですか?』それは本気度の問題なので、ホントに本気の人間はやるでしょうね。なので自分にも、この問いかけをすることが大事ですね。
『私は本当にこの会社(企業)で働きたいのだろうか?』
やる気を伝える前に、そもそも私は本気だろうか?というのが重要です。本気ならやる気を伝えるアイディアはいくらでも出るし、本気でなければアイディアが出るのは難しいと思います。
会社も企業も採用には命がけです。だって会社の将来がかかっているのですから。なのでまとめると、やる気を伝えるコツは、
『どうしたらやる気を伝えることが出来るか?』
『私は本気でこの会社に働きたいのだろうか?』
この2つが、やる気を伝える答えを導き出してくれるはずです。早い段階で、この質問を自分に問いかけるのをおススメします。