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求人募集広告から分かること|騙されないためには?

求人募集広告を見ていると、「これって本当なの?」と思うような宣伝をして、人材を募集している企業が存在します。「月収100万円稼げます!幹部になれます!」といった広告です。

果たして、このような宣伝文句を信用しても大丈夫なのでしょうか?答えは「絶対に信用してはダメです」誇大広告のような宣伝をしている企業は、極めてブラック企業の可能性が高いからです。

普通に考えてみて、転職して短期間で月収100万円なんて稼げるわけがないし、幹部になれるわけもないのです。そういったことを餌にして、若い人材を確保したいというブラック企業の狙いがあるのです。

それに騙されてブラック企業に転職してしまえば、人生を台無しにしてしまうリスクもあるのです。「人生が台無しになるなんて大袈裟なのでは?」と思われる方も多いと思いますが、決して大袈裟なことではないのです。

なぜなら、1度でもブラック企業に転職してしまうと、そこから先の仕事人生は、奈落の底に突き落とされるように転落してしまうケースが多いからです。

悪いことは連鎖する。職歴を汚さないために!

ブラック企業に1度でも入社してしまうと、デメリットばかりが連鎖してしまいます。まず、長期で働き続けるのは無理なので、短期で退職してしまうという職歴の汚点ができてしまいます。

また、次に転職する際、待遇や条件が良くなる転職をするのは非常に難しくなってしまうのです。結果、ブラック企業から、別のブラック企業に転職してしまうという最悪の連鎖が起こってしまうのです。

そんなことを何度も繰り返してしまえば、どの企業でも書類審査で落とされてしまうくらい、職歴までブラックになってしまうのです。そんなことになれば、2度と自分の希望する条件の良い企業へ転職することができなくなってしまうのです。

ブラック企業は隠すのが得意

自社をブラック企業だと宣伝している会社はありません。どの企業も自社の魅力やメリットばかりを宣伝します。会社の説明会や見学をする時も、ハードな面は見せず、良い部分ばかりを紹介してくるのです。

だから、入社して働き始めるまで、その会社がブラック企業であることに気付けないケースが多いのです。それも計算通りなのです。

入社の手続きがすべて完了してしまえば、そう簡単には退職できないことを知っているから、最後の最後まで激務でありえない業務内容というデメリットの面は、上手に隠し続けるのです。

新卒で入社した場合も、「研修中に説明された仕事内容と、本番での仕事内容がまったく違っていた・・・」という悪質なケースもあるのです。