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リストラと中途採用を同時進行。これが企業の厳しい現実です

経営が苦しくて、生き残りをかけて必死になっている企業が増えています。そんな中で、企業はどのようにして人材確保をしているのでしょうか?多くの企業は、リストラをしながら新しい人材を確保するという矛盾したやり方で、人材を減らしたり増やしたりしています。

働いている社員からしたら、たまったものではありませんが、これが厳しい現実なのです。要するに、中途採用者を採用しても即戦力として育たない場合は、リストラされてしまう、ということです。悪く言えば、社員を使い捨てしているということです。

景気が良い時代なら、戦力にならない社員を抱えていても経営が傾くことはありませんでした。しかし、これだけ不景気が続くと、戦力にならない社員に給料を払い続けるほど余裕のある企業は消滅してしまったのです。企業が生き残っていくためには、リストラをしながら新しい人材を確保するという、矛盾したやり方を受け入れるしかないのです。

リストラされたくなければ、必死になって会社に貢献できる能力を身につけることです。言われた仕事をほどほどにこなせば、安心して定年を迎えられる時代は終わりました。これからは、どれだけ会社に貢献できるのか?最低でも支給される給料分の働きはできているのか?という点が評価されてしまうのです。

早期退職奨励制度を勧める企業も

企業の中には、社員に早期退職奨励制度を勧めるところもあります。自分はどちらにせよリストラされてしまうという方の場合は、早期退職奨励制度を利用して有利に退職し、早々に転職活動を始めたほうが得策かもしれません。

どうせリストラされることが決まっているなら、少しでも金銭的に有利な条件で自ら退職したほうが、気持ち的にも金銭的にもお得だからです。また、早期に転職活動を始めることで、次の転職先が見つかる可能性も高くなるのです。

今の企業は、一方で早期退職奨励制度やリストラを進める反面、もう一方では、積極的に第二新卒や即戦力となる中途採用者を募集しているのです。第二新卒も中途採用者も、戦力にならないと判断されてしまえば、いずれリストラの道を歩むことになるのです。なんとも厳しい世の中です。

転職後にリストラされないためには、なんとしてでもミスマッチを避けることです。「自分の思い描いていた仕事と違う・・・」なんてことになれば、仕事にも気持ちが入らないし、自分の経験やスキルを活かすこともできなくなってしまうのです。

なぜ、このようなミスマッチが起きてしまうのかというと、事前の企業研究が足りていないからです。しかし、1人でできる企業研究など、たかが知れているのです。1人でできないなら、転職支援のプロに任せるのが1番です。

転職エージェントに支援を依頼すれば、プロの目であなたにピッタリの求人を紹介してもらうことができます。あなたのキャリアやスキルを徹底的に分析した上で紹介してくれるので、ミスマッチになる可能性が極めて少なくなるのです。