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どんな仕事がしたいのか分からない学生さんこそ戦略を立てるべき!

「どんな仕事がしたいのか分からない・・・」という学生さんは、どうぞ、何日でも何ヶ月でもかけて、徹底的に考えてください。考える時は、周りからのアドバイスを鵜呑みにするのではなく、必ず、自分で考えた答えをもとに判断しましょう。

「どんな仕事がしたいか分からない・・・」と立ち止まってしまうタイプに限って、両親や先生、先輩が言ったアドバイス通りの就職活動をしてしまうのです。確かに、人生の先輩からのアドバイスは貴重ですが、それをそのまま真似て実行してしまうのはNGです。

なぜなら、その方法は、先輩が自分で体験して学んで得た方法です。経験もない学生が成功した先輩の真似をしても、うまくいくわけがないのです。アドバイスはアドバイスとして、あくまでも参考程度に受け取り、自分の道は自分で見つける努力を徹底的にしましょう。

大学4年間は、自分の将来の道を見つけるための貴重な時間です。無駄にすることがないように徹底的に自分と向き合い、人の意見ではなく自分の意志や考えを築き上げてください。

どのような戦略を立てるべきか?

何も、就職活動のマニュアル本を大量に買ってきたり、セミナーに通ったりする必要はありません。就職活動に有利な資格取得に向けて勉強を始める必要もあります。

もちろん、そうすることが自分のゴールに近づけることだと確信しているなら問題ないですが、そうじゃなくて、やりたいことが分からないから、とりあえず就職を成功させるためにとる行動なら、おすすめできません。なぜなら、目的もなく頑張り続けることはできないからです。

どのような戦略を立てるか考える上で、1番重要なのは、学生時代にしかできない経験を1つでも多くしておくことです。アルバイトでもサークル活動でも、ボランティアでも構いません。できるだけ多くの人と触れ合うことができる体験がおすすめです。

様々な年代の様々な経験をしてきた人から、いろんな話を聞くことで、初めて自分の目標や夢が見つかる!なんてケースは本当によくあるのです。自分の本当の目標や夢が見つかった時、やっと本格的な就職活動をスタートすることができるのです。

つまり、机の上でいくら戦略を立ててもダメということです。自分で行動を起こし、何か新しいことを始めてみることです。社会人の先輩方は、みなさん、そのように行動を起こすことで、自分の道を切り開いてきたのです。

無理して見つける必要はない!?

何も、無理して学生時代に答えを出す必要はありません。行動を起こしても「本当にやりたいことが見つからない・・・」なんてことは、よくあるケースです。そのような場合は、とりあえず少しでも興味や関心が持てる仕事を探してみることです。

それが本当にやりたい仕事ではなくても、少しでも興味や関心のある業界で社会人としてのキャリアを積むことが何よりも肝心なのです。間違っても、「本当にやりたい仕事が見つからないから、就職浪人をする・・・」なんて道を選ばないでください。

そのような発想で就職せずに無駄な時間を過ごしてしまえば、転職するにもできなくなってしまうのです。少しでも興味や関心のある業界でキャリアを積むことで、将来、本当にやりたいことが見つかった時に、転職するための必要な能力を吸収することができるのです。

とりあえず社会人になってビジネスを学び、様々な人と関わり合うこと自体が、自分探しのヒントになるのです。社会人になってから、本当にやりたいことが見つかった!という人が多いのは、このような理由があるからです。

ほとんどの場合、最初に就職した会社でやりたいことや目標を見つけることができるのです。要するに、学生時代に無理して戦略を立てなくても、就職できるところに就職して社会人になってから、本格的に自分探しをしても遅くはないということです。