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様々な発想が大切な「商品開発」!楽しい仕事にも苦しさがある!

世の中にはいろいろな職業がありますよね。そんな様々な職業の中に「商品開発」という仕事があります。

例えば、レストランのメニューの開発、調味料の開発、パッケージのデザイン等の食品業界から、化粧品等の生活に密着したもの、車関係の開発などなど様々なものがあります。

一見、楽しそうですよね、新しいものを自分の手で作り上げていくという事は。確かに楽しいのです。新しいものを作り上げるという事が好きな人や興味のある人ならきっと楽しいでしょう。実際、私も開発業務に携わった事がありました。専門ではありませんが、パン屋の製造と兼務で、サンドウィッチの新商品の開発でした。

そのような開発業務だと、通常はどうなのでしょうか?私もその会社で開発したのが最初で最後でしたので、他の会社でのやり方はちょっとわからないのですが。私の携わった会社では、上司がとてもケチだったせいで、開発に使われる材料がなかったのです。なかった…というと語弊がありますよね、なくてはできませんからねっ(笑)

例えば、商品を考えると、当然、必要な材料が出てきます。必要な調味料、必要な具材…職場にあるものならいいのですが、新しく考えるとなると、そうそう職場にあるものばかりではありません。

そこで、必要なものを購入しようとなると、「ストップ」がかかります。お金がかかるから、購入はしないでくれという事なのです。では、どうするか?業者からサンプル商品をただでもらうというのです。…セコい。

たまたまその商品があればいいですが、そううまくもいかず、結局、職場にある材料から考えるようになるのです。そうなると、どういうことになるのか…。同じような食材を使った似たような商品がたくさんできてしまうのです。私はサンドウィッチ担当なので考案する種類が少ないので、まだいいのですが、パン担当の人たちのパンは本当に同じような食材になってしまっていました。

職場内でも「またあの食材、使っているよ」という発言が毎回でるような状況。そんな中での開発は大変なのです。さらに、作って提出すれば、忘れられてゴミにされてしまう始末。作ったのに世に出ないまでも、検討すらされない…。

このように、楽しいばかりではないのも事実。作成中は、「楽しそうですね」という従業員もいます。確かに楽しいのですが、それが上司との確執できちんとした形で商品にならなかった場合は本当に悲しいです。一生懸命仕事をしたいなら、できる事なら開発をきちんとさせてくれる会社の「商品開発」をお勧めします。