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意外にはまる面接の落とし穴。面接官への印象が悪くなる口癖とは?

志望動機や自己PRなど、面接の前にはある程度、話す内容を準備しているはず。とはいえ、記憶していきたことを面接官に向かって一気にまくしたてんばかりに話すというのは印象がよくありません。

自然な口調と流れで、ビジネス上の言葉使いでゆっくりめに話すことが大切です。その他、面接で心がけたい具体的なポイントをご紹介します。

質問の答えは30秒以内にまとめるように心がける

質問に対する答えを長く話してしまうと、敬語が乱れたり、普段使っているくだけ過ぎた口癖が出てしまうことも。中には、用意してきたことを全て話さねばと、まるで独演会のように長々と話してしまう人もいますがこれもNG。簡潔な答えの目安として、ひとつの質問に対して長くても30秒ほどで回答するように心がけましょう。

尋ねられたことのエッセンスを抽出して、具体例を挙げながら、まずは大まかに話せば良いのです。その中で面接官が気になったり、もっと聞きたいことがあれば彼らの方から話を展開してくれます。そのときに、さらに詳しく話せばOK。あくまでも面接は相手とのキャッチボールであることを心がけておきましょう。

印象の悪い口癖の例

知らず知らずのうちに印象の悪い口癖を使っていないでしょうか?まずは「まあ」。面接官からの質問に「まあ、そうですね」と答える人がいますが、マイナスの印象に。語義からすると、全面的に賛成していないが、だいたいそんな感じ、ということ。こういう話し方をする人は相手をイライラさせてしまいがちです。

次に「とりあえず」。これはその人の真剣度に疑いを持たれてしまう口癖です。物事を深く考えることができない人なのでは?という印象になってしまいます。そして「いや」。質問に対して必ず「いや、~」と話し始める人がいます。ご存知の通り「いや」は否定の意味を含むので印象が悪く、相手の言葉を何でもかんでも否定する人だと思われかねません。

これらの印象の良くない口癖は“癖”であるがゆえに本人も気づきにくく、無意識であるために損してしまいます。できれば事前に模擬面接を受けたり、周囲の人に指摘してもらうようにするのもいいかも知れません。

圧迫面接を上手に乗り切る話し方

面接官の中には、提出書類に書いてあることに対して問い詰めるようなことを言ってきたり、反論ばかりする担当者もいます。そんな場合も決して動じず冷静に対処することが大切です。

「なるほど、おっしゃることは理解できます。ただ私として・・・のように考えており・・・」など、一旦、相手の意見を受け入れてから自分の考えを冷静に伝えましょう。決してむきになって反論してはいけません。