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ビジネスランチを成功させるコツ!事前準備と当日に意識したいこと

お酒の席で女の子も呼んでクライアントを接待し商談を成立させる。伝統の手法だ。しかし、夜の接待は費用もかさむし、体もきつい、家族から文句も来る。

そこで昼食時を利用しよう、という発想から生まれているのがビジネスランチだ。パワーランチとも呼ばれる。英語圏のビジネスパーソンたちには馴染みの深い文化だという。

昼休みといえば1時間。限られた時間の中で食事をしながら仕事の話などできるのか、と疑問も浮かぶ。ビジネスランチ成功のコツを見てみよう。

限られた時間だからこそ◎

お互いにその後の予定が入っているからそこ、緊張感が生まれる。会社公認のランチであっても1時間から1時間半で切り上げるべきだろう。

準備がすべて

ランチが濃密な時間になるかどうかは、準備の如何にかかっている。どういう話の流れになるか予想し、参加者の仕事内容・興味・好みなどを事前にできるだけ調べておく。

細かな気配りで感動を

人を感動させるのは大きなサプライズとは限らない。店が静かで話しやすかった、食事が好みに合っていた、席からの眺めがすばらしかったなど、些細な気遣いが感動を呼び、信頼と好意につながる。

ホストとして仕切る

あなたが声をかけたなら、あなたがホストだ。参加者全員が話の輪に入ってこられるように、上手に話題を変えたり、質問したりする役割と認識しておく。

温かい飲み物で締める

温かい飲み物を手渡すと新密度が増すという研究がある。真夏でなければ、食後に温かい飲み物を自分から相手へ手渡してみよう。

アフターフォローは迅速に

ランチが無事に終わったら、お礼を忘れずに。書面では時間がかかりすぎるので、この場合はメールが最適だろう。熱いうちに、改善点なども聞いておきたい。

忙しい人はコーヒーで

ランチもままならないという多忙な人もいるだろう。そんな時は、飲み物を持ってコーヒーブレイクに誘ってみる手もある。ほんのわずかな時間でも話ができれば次へのチャンスへつながるかもしれない。

意思表示をはっきり

気が進まなくても誘われた以上は行かなくちゃ、と日本人としては考えがちだが、昼間の一時間は貴重な時間だ。お互いに浪費にならないよう、気が進まなければ断ることも必要だ。また相手に断られても、あまり深刻になる必要はない。タイミングが合わなかった、と軽く受け止めておこう。

夜より昼の方が頭の働きは活発だ。アルコールが入らない方が話が早い場合もあるだろう。社用だけでなく、個人的な人脈作りにも役立つのではないだろうか。