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面接でいつも本領発揮できないあなたへ。緊張しない発想転換法とは

就職活動の最大の山場ともいえる面接。内定をもらえるかどうかは、最終面接にかかっています。

…なんて、面接と聞くだけでプレッシャーがかかってしまいますよね。特に新卒採用の場合は、現役の社会人と面と向かってじっくり話すのが初めてという人も多いのでは?そのため、緊張し過ぎて面接時間を無難に過ごそうという方向に気持ちが走って、自分の魅力を伝えきれないまま面接が終わってしまうことも。

今回は面接で緊張し過ぎないために最低限押さえておきたいポイントや構えずに面接に臨むための発想の転換方法についてご紹介します。

まずは身だしなみをチェック

面接室に入る前にすでに「マイナス」要素を抱えていませんか?そう、それは初対面で悪い印象を与えてしまう見た目=身だしなみです。身だしなみに乱れがあると自分に自信が持てず、何より面接官の第一印象が悪くなります。身だしなみで大切なのは清潔感を忘れないこと。具体的には、

  • シャツやネクタイがくたびれていないか
  • ひげが伸びていないか
  • 靴はちゃんと磨かれているか
  • 爪が伸びていないか
  • 化粧は濃すぎないか

などは最低限、事前に確認しましょう。その他、髪型は事前に理髪店・美容院で整えておくぐらいのことは、してもいいでしょう。気持ちも引き締まり、すがすがしい気持ちで面接に臨めます。

意外なところに落とし穴が。印象が悪くなる仕草とは

清潔感のある身だしなみで面接室に入ったら、次に気を付けたいのが仕草。座った後の姿勢に気を付けましょう。猫背だったり、手を置く位置が頻繁に変わったりしていませんか?こういう姿勢は自分を小さく見せたり、落ち着きのない人だと思われてしまいます。

また緊張するとどうしても貧乏ゆすりが出てしまうという人がいます。癖になっているとなかなか治りにくいものですが、日ごろから気を付けて治すように努力しましょう。そして足を組むのは厳禁。初対面の相手に対して失礼になってしまいます。背筋を伸ばして、椅子に浅く腰かけ、手はひざの上に自然に置いてあまり動かさないことがポイントです。

自分が話す内容だけでなく表情も気を付けて

雰囲気が暗いという印象を面接官に与えないことも重要です。表情や視線の配り方にも注意しましょう。まず、話しているときは視線を面接担当者に向けること。面接担当者が複数の場合は質問をしてきた人に視線を送りましょう。

うつむいたり視線をそらしたりすると自信がないように思われてしまいます。顔は正面を向け、話している時は相手の目を見るように心がけましょう。目を見つめると緊張してしまうと人は、相手の鼻のあたりを見ながらはなすと目を見ているような自然な印象を与えることができます。

こちらから面接官をおもてなしするという気構えで臨む

そして、一番大切な心構えが面接担当者に対して礼を尽くし、こちらからおもてなしをしようという心構えです。そういう気持ちでいれば緊張も自然に和らぎます。最終面接ともなると面接時間が1時間を超えることもあります。面接官にとっての1時間もとても貴重な時間。合否はともかく、その1時間を中身のあるものに、面接官に「この人に会えてよかったな」と思われるくらいの有意義な時間にできれば、面接がうまくいった証拠。

そのためにも、面接では用意した文言をただ一方的に話すのではなく、面接官の話す内容や質問をよく聞くようにしましょう。反対に、こちらが話すときは敬語に注意しながらゆったりと、相手が理解しているかを確認しながら話しを進めましょう。ビジネスではまずは相手を敬って、相手を尊重する事が基本中の基本。面接でもそのことを忘れず、お互いに気持ちのよい時間にできれば自然に内定にも近づくでしょう。