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新人を伸ばすには…それは従業員への教育、仕事への責任!

どんな会社でも、人員不足を理由に、定期的、あるいは不定期に従業員を募集するでしょう。

世の中が新しく始まる4月だとか、人が退職した穴をうめるための募集だとか…。何歳でも、社会経験が何年でも、その時入社した時点で、新入社員、新人さんになるわけです。

例えば学校を卒業し新卒で入った若者は、もちろん新入社員として働くことになるわけですが、そのようなバージョンだけではなく、社会で何年も生きた人も、たとえ40歳であろうと50歳であろうと、その会社に初めて入るということは新人として働きだすわけです。そしてそのような新人さんの立場、社会で働く誰しもが、多分、一度はその経験があるはずです。

新人で、まだ慣れない会社で、必死な感じ…そのような気持ちを、経験している誰もが理解していることでしょう。その新人をどう教育すれば仕事を早く覚えてくれるのか…。会社にとっても利益を生む人材になるのか…。会社を育てる立場の人間になると、そのような人材育成は絶対必要な事になるでしょう。では、新入社員を育てる方法とは?

新人の気持ちを理解する

誰にも新人時代はあったでしょうが、それを忘れてしまっていることも多いと思います。まずは思い出してください!過去の経験を今に生かすために、まずはあなたが思い出すことです。

誰も知る人のいない新しい職場。なかなかなれなくて大変なはずです。似たような経験、あるのではないですか?仕事の内容はもちろんですが、職場の雰囲気、人間関係…まずはそこでしょう。仕事ができるできないは二の次でいいのです。何せ、まだ入ったばかりなのですから。

まずその会社のいいところを伝えないといけません。そこに魅力を持ってもらって、慣れなくて辛いけど、でも、この部分が素晴らしいからそう簡単には辞めないで頑張ろうと思えるところ…。会社全体が新人さんを応援するような気持ちで育ててあげてください。

仕事になれるまではせかさない!

少し仕事をし始めてくると、わからない所にすら気付かないでやってしまっている事がたくさんあると思います。脳の回転の早い若者だって、もちろんミスをしたりすることもあります。同じような仕事をしていた人だとしても、会社が違えばやり方も違うわけですし。

ましてや年を取っていくと、余計に新しい事を覚えるには時間がかかります。さらにせかされると慌ててパニックになり、ミスに繋がってしまいがちです。この先、何年間も会社の従業員として働いてもらうつもりなら、その中のたった数か月を、教育する側もされる側も我慢が必要となってきます。するしかないのです。

仕事になれてきたらすこしずつ責任感を植え付ける

仕事に慣れてきたら、小さなことから、責任感を育てていかなくてはいけません。まずは決められた事、与えられた仕事はきっちり確実にこなすよう、指導しましょう。何個も一気にやるというものは難しいでしょう。ですから、一個終わればまた一個。慌てると、今までやってきた事が無意味になってしまう事もあります。

まず、仕事全体の流れを指導し、そのポジションごとに各々責任をもって働いているという事を教えてあげてください。自分もやらなくてはならないという意識を持てるのではないでしょうか?

まずは続けられるか続けられないか…そこが大切なのです。会社の方も、すぐ辞められたりしたら元も子もありません。時間をかけてお金をかけて人材を獲得したのですから。お互い、縁あって同じ会社で共に働くことになったわけですから、せっかくの縁を大切にし、その会社の為、自分の為に頑張って働いてみてください!