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数多く「資格を取得する」、また「高学歴」は就職に有利か?

中途採用の求人(同業種)に応募する際、アピール度が高いのは、資格が問われる求人の場合「資格を取得」していて「実務の経験が3年以上(目安)」あります!ということであると有効です。

資格が問われない求人でも、「実務の経験」があることは有効です。いわゆる「実績のアピール」となります。理由は、中途採用の場合は「即戦力」を想定するからです。

資格や学歴のみのアピールは「実績」のアピールではなく、実績を出せる「可能性のアピール」となります。希望の、また、理想の就職への可能性を高めるために、資格を取得したり、高学歴を目指したりします。決して、間違いではありません。

無駄のない資格取得の方法は「会社が費用を出すから取ってこい!」というシチュエーションがもってこいとなります。対し、必要となる資格を「自助努力」で取得するのは「先行投資」となります。高学歴を目指す場合の考え方も一緒です。

学卒の就職も、稀に高学歴や資格を問わず「実績や能力」を評価され、就職できる場合もあります。例としては「プロ・スポーツ」が挙げられます。例えば、「大型のトラックドライバー」や「薬剤師」の求人は、資格が無ければ就職できる可能性は極めて低くなります。よって、先行投資が必要になります。

また、現在は資格を有していないが、近い将来取得予定の方であれば、「採用の可能性あり!」という求人もあります。こういった求人はメリットが高く、採用となれば、現場でその仕事に自分が向くのか向かないのか?判断しながら、資格の取得を目指すことができます。

中には無資格者であっても、有資格者よりも技能がたけている方もいます。しかし、事業所は、このような方を仕事に就かせた場合、恐れるのは「何かあった場合」です。「何か!」とは「事故」が起こった場合が分かりやすいでしょう。社会的責任がかなり問われるこの世の中では、不祥事が事業所の命取りとなる可能性があります。

ここで資格取得の考え方ですが、たくさんの資格を取得すれば良いのか?というと、そうでもありません。理由は1つの職業で同時に活かせる資格の数は、3つ~多くても5つでしょう。それ以上はダブルワークでもしないかぎり活かしきれません。

無駄なく、投資を抑えて、取得した資格を有効活用しようと考えた場合は、組合せを考える必要があります。例えば、「薬剤師」の資格と「電気工事士」の組合せはあまり有効とはなりませんが、「ボイラー」の資格と「電気工事士」の組合せは、施設管理の仕事には有効です。

必要性に応じ、無駄なく資格を取得し、活用しましょう。