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一人旅をしたことがある人は就職活動で有利になれる!?なんで?

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就職活動で結果を出している人と、結果が出せない人にはどのような違いがあるのでしょうか?結果が出せる人には、ある特徴があります。その特徴とは、「人とは違う経験を持っている」という点です。例えば、学生時代に一人旅をした経験を持っているだけでも、採用担当者からの評価はかなり変わってくるのです。

なぜ一人旅をすると就活で結果を出せるのか?

一人旅をすることで、なぜ、就活で結果を出すことができるのでしょうか?そこには様々な要因があります。まず1番大きいのは、国内でも海外でも1人で旅ができるという行動力です。仕事をする上でも積極的に行動する決断力は大切なことだからです。もう1つのポイントは、海外での一人旅では自然と英語に馴染むことができるので、英語力を上げることができるという点です。

トラブルを乗り切る能力が身につく

特に海外への一人旅ともなると、言葉が通じないことから様々なトラブルが起こります。初めて行った国なら尚更、トラブルが起きてしまう可能性が高いでしょう。英語が話せる友達や現地の知り合いがいれば頼ることもできますが、そのような助けがない場合は、言葉が通じなくても身振り手振りのジェスチャーでなんとか乗り切るしかないのです。

実は、採用担当者が評価してくれるポイントはここなのです。仕事でも、様々な場面でトラブルが起きます。その時、新入社員なら上司が助けてくれますが、いつまでも上司が助けてくれるわけではありません。いつかは独り立ちしなければ、社会人としてもその会社の会社員としても、やっていくことができないのです。

海外の一人旅でのトラブルを乗り越えた経験が、仕事でのトラブルを乗り越えていく力につながっていくのです。つまりは、今の若者は独り立ちできないタイプが多いということです。社会人になるまでずっと親に守られて、トラブルを乗り越えたりピンチを経験したことがないから、いきなり戦場とも言える職場に新卒で放り出された時に、自分では何もできなくなってしまうのです。

言われた通りの仕事はできるものの、それ以外の応用がきかないというのが今の若い人材の特徴なのです。採用担当者は、応用がきかない、独り立ちできない人材はズバズバと切り捨てていくのです。なぜなら、採用担当者は新卒に「いつかは即戦力になってほしい!」と願っているからです。要するに、いつかは独り立ちして即戦力になってくれる期待が持てない新卒は、ズバズバと落とされてしまうということです。

ツアーじゃ意味がない!?

海外へ一人旅をするならツアーじゃ意味がありません。なぜなら、ツアーだと旅行代理店の日本人スタッフが全てサポートしてくれるので、普通に国内旅行するのと変わらなくなってしまうからです。自分からトラブルを求めるというのもおかしな話ですが、ツアーだと自分を成長させるような出来事は起こらず、ただの楽しい観光になってしまいます。

就活前に自分を成長させるために一人旅をするなら、ツアーではなく、自分で飛行機もホテルもプランもすべて考えて実行するのがベストです。なんなら、ホテルなどは予約せず、荷物も最小限にして、すべて現地についてから調達するという一人旅なんて刺激的だと思います。

言葉が通じない中で、どうやってホテルを予約すれば良いのか?衣服や生活に必要なものを、どこでどのように買えば良いのか?すべてが貴重な経験になると思います。恐らく、海外で一人旅の経験をしたことがない人と、貴重な経験を経てきた人だったら、採用担当者の目から見ても、他の人の目から見ても、歴然とした差が出てきてしまうのです。

学生時代にアルバイトや友達との遊びだけをしてきて、親から守られてきた人材と、自分の意思で海外に一人旅して、トラブルを乗り越えてきた学生とでは、スタートラインにもかなりの差が出てしまうのです。学生時代の貴重な時間をいかに有意義に使うか?それが就活で結果を出せる人になれるか決まる要素と言えるのです。

何も一人旅を絶対にしなければ成長できないというわけではありません。アルバイトでも、将来につながるような仕事を真剣にやれば、そこから就職の可能性だって出てくるのです。要するに、肝心なのは行動することです。