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面接を攻略するための基本となる、5つの具体的テクニック!

就職する際、面接は避けては通れません。漠然と不安を感じている方もいるでしょう。その攻略法や対策について考えてみます。

第一印象は最重要である!

「面接で会った瞬間、採用か不採用かほぼ決まる!」と筆者の上司は言っていました。何が言いたいのか?第一印象で決めるとのことが言いたいのでしょう。それが正当か?との考え方もあるでしょう。しかし、第一印象は、なかなか覆えらないとの考え方もあります。

良い印象を与えれば、なかなか悪い印象に覆えることはないのではないかと思います。第一印象とは具体的に「見た目」が挙げられます。髪型、表情、服装など・・・。「ボサボサ頭」「金髪」「ヒゲ面」「派手な化粧」「しかめっ面」「派手な服装」「カジュアルな服装」は厳禁です。

次に「姿勢」が挙げられます。筆者は「猫背」ですが、面接の時は背筋を伸ばします。次に「声の調子」が挙げられます。元気に「失礼します」「名前を伝える」「お願いします」をハキハキとした声で伝えましょう。主にこれらで第一印象が形成されます。よって、面接は開始して「数秒が勝負」といえます。

質問への理想的な回答とは?

履歴書にも書いてあるのに「志望の動機は何ですか?」と聞かれたりします。履歴書に記入した内容とちぐはぐにならないように、記入した内容ぐらいは暗記しましょう。他、いろいろな質問が考えられます。

ここで回答の考え方についてですが、「無理に答える必要はない!」と覚えてください。質問の範囲が広すぎて、何を答えれば良いか分からない場合があります。具体的には、「うちの会社をどう思う?」などの質問は範囲が広く、回答に迷います。

その際は質問をし返して「例えば第一印象のことでしょうか?」などと回答の範囲を狭くし、回答しやすいようにすることが有効です。何が要か?相手(採用担当者)は質問に対し、想定した理想の回答があります。

それを見極めるためにも、質問し、相手のリアクションを見ます。「第一印象ではなく、会社の行っている事業内容についてです」と言われれば、それを答えることにより、相手が求める理想の回答に近くなるでしょう。

質問には狙いがあります。その1つに「相手を試す」ために行うことがあり、面接の際はこの色合いが濃くなります。余裕があれば「何でこのような質問をするのか?」が想像でき、回答できるぐらいが理想です。

話は相手の鼻から聞き、伝える場合は目に訴える!

よく「話は相手の目を見て聞くように」と言いますが、実際は、それでは「威圧的」「雰囲気が重くなる」などの場合があります。しかし、ソッポを向いて聞くわけにもいきません。

相手に「自分を見て聞いている」また、「雰囲気」が重くならない話の聞き方として、相手の「鼻」を見て聞くことが有効です。伝える場合は「目」を見て真摯に話しましょう。

最後に何か質問は?回答どうしよう?

具体的な質問がある場合は、質問しましょう。無い場合は自身への印象を聞くのは有効です。もし、不採用になった場合、次の面接に活かせる情報が得られるかも知れません。

他者と違いを出すためのお礼状の送付はいかが?

他の応募者(ライバル)から抜き出ようと考える場合は「お礼状の送付」は有効かもしれません。また、違った狙いとして、面接の内容や質問への回答に不安がある場合は「カバー」する狙いで送付することもあります。

例文として、「本日は緊張のせいか、質問への回答が的を射ていたか心配です」などと、文章に書き入れることはいかがでしょうか。「不安にはカバーを」と覚えましょう。

余談、車で面接に行った際の注意点!

「ケーキ屋さんの店員」の面接に行った際、店の前に車を止め、面接に臨んだ方がいます。その際、採用担当者に「うちは客商売だから、まず客が止めそうな場所に駐車するような、客に気遣いのできない方は採用しない」とあっさり言われた方がいます。駐車場所には注意しましょう。

最後に筆者の体験から、面接の最後に頭を一杯に下げ、「やる気がありますので、ご選考をよろしくお願いします」と言えた時は「採用」になった気がします。たぶん、面接の雰囲気に自分が納得し、ぜひ入社したいと思えた時にしか出ない言葉ではないかと思います。

思いは伝わります。中途半端な思いは、中途半端に伝わります。本当に入社したい時は力を尽くし、不採用の時は「ここまでやってダメなら、縁がなかった」と思えるようになることが重要ではないでしょうか。