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35歳を過ぎたら過去の実績ではなく未来のアピールをしましょう

採用通知をもらいたいなら、過去の栄光にすがらずに、未来の方向を向いた職務経歴書を作成することが重要です。なぜ、こんなことを言うのか?というと、過去の実績ばかりにとらわれている職務経歴書を多く見かけるからです。

過去の実績ばかりをアピールしない

特に35歳を過ぎた人は、このような傾向が強いのです。35歳も過ぎれば、それなりの実績があって当然です。しかし、過去の実績ばかりをアピールしてしまえば、それが今も通用するの・・・?という疑問符がついてしまうのです。

なぜなら今の時代は1秒ごとに変化していくからです。例えば、5年前に成功したノウハウが、今では通用しなくなっているということです。

40代や50代の方なら尚更です。なぜなら、その年代の人達の実績は古いノウハウでの成功だからです。当時は、まだインターネットさえも普及していなかったのです。

そのようなアナログの時代に成功した実績を職務経歴書に長々とアピールしても、今の時代の企業で通用するはずがないからです。昔は、得意先やお客様のところに直接うかがって成立していた契約も、今はメール1本で済んでしまうのです。

昔は丸1日かかった仕事が、現在では数秒で済んでしまうのです。つまり、過去の実績ではなく、将来的に自分が転職希望先の企業で、どのような形で貢献できるのかをアピールしたほうが良いということです。

採用担当者に注目される職務経歴書の書き方

採用担当者はどのような職務経歴書なら注目してくれるのでしょうか?それは、他の人と違う職務経歴書です。職務経歴書を作成する際は、どうしてもマニュアル本などを参考にしてしまう方が多いのです。そうなってくると、どれも似たような職務経歴書になってしまうことが多いのです。

似たような職務経歴書なら、すべて不合格・・・にしたくなってしまうのが採用担当者の心理なのです。では、どうしたら、他のライバルとは一味も二味も違う職務経歴書を作成することができるのでしょうか?そのためには、自分の実績やアピールしたいポイントを、具体的なエピソードでアピールすることです。

例えば、過去に仕事で関わったプロジェクトがあったとします。単にプロジェクトを成功させた実績を箇条書きにしてしまえば、他のライバルと差をつけることはできないのです。採用担当者が知りたい部分を、更に詳しく掘り下げて書くことで、採用担当者からの注目を集めることができるのです。

ライバルに負けないリアルなエピソードを作成

更に深く掘り下げるためには、リアルなエピソードを作成するのが1番です。エピソードなら、他のライバルと被ってしまう可能性も少ないのです。

こういったエピソードでアピールすることが、職務経歴書を作成する醍醐味とも言えるのです。職務経歴書を活かすも殺すも自分次第なのです。