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就職活動で使うスーツは就職後にも使えるものを選んだほうが良い?

あなたは就職活動で使うスーツと、入社後に使うスーツを分けていますか?お金に余裕がある人なら、分けても問題ありませんが、やはりほとんどの人は、「できれば就職活動で使ったスーツを入社後も使いまわしたい!」と思うはずです。

スーツは、それなりに良いものを選ぶと2万円から3万円くらいします。長く使うつもりで、もっと良いものを選ぶと5万円以上します。これほど高価なスーツを就職活動限定で使うのは、非常にもったいないことです。それでも、就職活動でしか着られないようなスーツを選んでしまう学生さんも少なくありません。

確かに、面接などで採用担当者に強いインパクトを与えるためには、ライバルと差をつけることができる個性的なスーツやYシャツを選ぶのも、1つの手段でしょう。しかし、よく考えてみると、採用担当者にもスーツの趣味や好みがあります。

自分が「個性的で良い印象を与えるスーツだ!」と勝手に思い込んでいても、もしかしたら、採用担当者は「なんて趣味の悪いスーツなんだろう・・・こんなスーツを着て来るなんて礼儀知らずな人だ・・・」と思ってしまうかもしれません。

せっかく、お金と時間をかけて個性的なスーツを選んでも、マイナス評価されてしまうようでは意味がありません。何も、スーツやYシャツなどの身なりでインパクトを与える必要はないのです。職務経歴書の自己PRや面接時の清潔感や表情などで、いくらでも良い印象を与えることができるのですから!

激安スーツは買わないほうがイイ

スーツの激安店に行くと、1着1万円以下のスーツが売っています。経済的に厳しい学生さんも多いので、そのような事情がある場合は仕方がないですが、それでも、できることなら激安スーツは止めたほうが良いでしょう。

採用担当者も人事のプロです。今までに何百人、何千人の応募者を面接しているのです。そのようなベテランの採用担当者は、激安スーツか、それなりのスーツか、見ただけで判断できてしまうのです。

もし、あなたが採用担当者だったら、どう見ても1着1万円以下の、生地がペラッペラのスーツで面接にきた学生と、そこそこのお値段のスーツの学生のどちらを採用したいと思いますか?答えは明白ですよね?

スーツ代をケチってしまうことで、採用担当者に与える印象も悪くなり、確実に減点ポイントとなってしまうのです。いくら経済的に厳しい学生さんでも、日払いのバイトを3日もやれば、そこそこのスーツが買えるはずです。たかがスーツ、されどスーツです。もったいないところで減点ポイントをもらわないようにしましょう。

ちなみに、Yシャツも、それなりのお値段がするものを選びましょう。形状記憶のタイプがおすすめです。形状記憶のYシャツなら、アイロンをかける必要がないので、いつでもパリッとしたYシャツを着ることができます。

そこそこの無難なスーツなら入社後も着られる!

2万円から3万円ぐらいの、そこそこの無難なカラーのスーツを選べば、就職活動はもちろん、入社後も着ることができるので、とってもリーズナブルです。

スーツを選ぶ時は、どんなに個性的でセンスがイイ!と思っても、カジュアルなものはNGです。面接は厳正な場です。将来を決めるかもしれない一世一代の勝負の場に、カジュアルなスーツで臨むのは間違った行動ですし、面接官にも失礼です。

必ず、スーツを選ぶ時は、黒か紺の一般的なビジネススーツにしましょう。選ぶ際の注意点は、生地がしっかりしているものにするという点です。2万円以上するスーツでも、生地がペラッペラなものがあるので要注意です。

生地の質が悪いと、何回かクリーニングに出しただけで、ほころんだり、色が落ちて薄くなったりしてしまいます。要するに、「安かろう、悪かろう」のスーツではダメということです。

黒いスーツはお得がいっぱい!?

私がイチオシしたいスーツは、価格が2万円~3万円ぐらいの、生地がしっかりとした黒色のスーツです。なぜ、黒のスーツをおすすめするのかというと、それにはいくつかの理由があります。

1つ目の理由は、どんなネクタイの色にでもマッチするという点です。紺やグレーだと、意外にネクタイの色を合わせるのが難しくなり、センスがない人だと見た目が悪くなってしまうのです。あまり洋服のセンスがない人こそ、黒のスーツを選ぶべきなのです。

2つ目の理由は、履歴書に添付した写真で、黒いスーツを着ていると顔の表情が映えて、良い表情をしていればインパクトを与えることができるという点です。どうしても紺やグレーのスーツだと、顔の表情が映えないというデメリットが出てきてしまうのです。