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ハローワークには待遇が悪い求人しかない?

ハローワークを利用したこともない人に限って、「ハローワークには待遇や仕事条件が悪い求人案件しかない・・・」なんて噂を流すのです。確かに、民間の転職支援会社と比較すると、ハローワークの求人案件は待遇や仕事条件が悪いのでは・・・?と、私も思ったことがあります。

しかし、それは大きな勘違いだったのです。まず、民間の転職支援会社は、待遇や条件が極めて良い求人案件ばかりを目立つように紹介しているのです。その点、ハローワークでは、そういった紹介はせずに、すべての求人案件を平等に紹介しているのです。

つまり求人案件の紹介の仕方が違うだけで、ハローワークにだって、待遇や条件の良い案件はたくさん登録されているのです。では、なぜ、ハローワークには、待遇や条件が悪い求人案件ばかりが目だってしまうのでしょうか?その1番の原因は、待遇や条件が良い求人案件は、驚くほど早く定員が埋まってしまうからです。

民間の転職支援会社に比べて、ハローワークを利用している人の規模は桁違いに多いのです。だから、ちょっとでも良い求人案件は、すぐに埋まってしまうのです。これがハローワークを利用する唯一のデメリットかもしれません。

このデメリットを解消するためには、毎日でもハローワークに通って、待遇や条件の良い求人案件を取り逃がさないようにすることです。ハローワークを利用するだけでは、良い求人を獲得することはできないのです。やはり、どんなことでも努力と行動力が必要なのです。

ハローワークのサービス内容とは?

ハローワークの具体的なサービス内容をご紹介します。ハローワークでは手とり足とりのサービスを実施しています。就職や転職を希望する人は、志望動機だけしっかりと持っていれば、後はハローワークのスタッフが仲介役となってくれるのです。

まず、ハローワークにあるパソコンで、数十万件ある求人案件の中から興味のある案件を見つけます。次に、その求人案件の募集要項をチェックします。募集要項には必要なキャリアやスキル、年齢制限なども書かれています。通常ですと、応募資格に満たない点がある場合は、ハローワークのスタッフもあまり勧めてきません。

しかし、あくまでも応募資格は形式上のものなので、申し込んでみないと分からない可能性もあります。例えば、応募資格を満たしていなくても、他のキャリアやスキルでカバーできるかもしれないのです。どうしても応募したい企業があるなら、ハローワークのスタッフに無理を言ってお願いを聞いてもらいましょう。

ハローワークのスタッフは、希望の就職先や転職先が見つかると、書類審査や面接の斡旋もしてくれます。つまり、自分で企業の採用担当者に電話して手続きをする必要がない、ということです。書類審査がある企業の場合は、ハローワークのスタッフに相談して、どうしたら合格できるかを徹底的に検証して書類を作成しましょう。書類審査がない企業なら、万全な面接対策をしておきましょう。