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あなたは夏休みをどう過ごしますか?過ごし方1つで就活は変わる!?

大学生の夏休みは長いので、親しい友達とかけがえのない時間を過ごすことができます。大学は学ぶ場ですが、信じ合える一生の友達と思い出を作る場でもあります。大学1年生から就職活動を始めて有意義な時間を過ごすことも大切ですが、それと同時進行で友達との付き合いも大切にするべきです。

社会人になると、まわりは敵ばかりです。本当に腹を割って何でも話せる友達は、社会人になるとなかなかできないものです。そんな時、本音で付き合える学生時代の友達がいるだけで、救われることが多々あるのです。仕事をしていると、家族や兄弟には相談できない悩みや問題が発生したりします。

そのような時に、大学の友達と会って話を聞いてもらうだけでも救われるのです。なぜなら、その友達も同じような壁にぶつかっている可能性が高いからです。何も、その壁を乗り越える術を教えてもらえなくても良いのです。

同じように学生時代も社会人になってからも、頑張ってきた同士に気持ちを理解してもらえるだけでも、信じられないくらい気持ちが楽になって「明日からも頑張ろう!」と思えるようになるのです。特に、同士の悩みや問題を聞くことができれば、「辛いのは自分だけじゃない!甘えないで頑張ろう!」という前向きな気持ちになれるのです。

思い出作りは2年生まで!

とは言いつつも、思い出作りに夏休みを全て使えるのは大学2年生までにしましょう。大学3年生になっても思い出作りの夏休みにしてしまうと、就職活動で完全に出遅れてしまいます。厳密に言えば、就職活動を大学3年生の夏休みから始めるのでは遅いです。

せめて、2年生の中盤くらいから就職活動を意識して行動してみましょう。つまり、友達との付き合いも大切にしながら、ちょっとずつ就職活動モードに切り替えていくということです。

大学時代に誇れる経験をしておきましょう。

就職面接の時に、「あなたの大学時代に誇れることは何かありますか?」と聞かれた時、合コンやサークル、飲み会の思い出しか浮かんでこない人が多いです。バイトに励んだ場合でも、就職する会社とはまったく関係のない、時給を稼ぐことが目的のバイトだと、誇れる経験とは言えないのです。

つまり、ほとんどの学生が、就職活動で誇れるような経験をしてこないということです。これでは、面接での評価が下がってしまいますね?いくつも誇れるものを作る必要はありません。少なくとも1つ誇れるものを作っておきましょう。

例えば、宅建の資格を取得するとか、1人で海外旅行に出かけてみるとか、就職したい会社の業務に関連するアルバイトをしてみるとか、ボランティアに参加してみるとか、いくらでも誇れる経験を意識的に作ることができるのです。このような貴重な経験をしておけば、面接で先述したような質問をされた時も動揺することなく、自信を持って回答することができるのです。

アルバイトでの誇れる経験を作ろう!

最も効果的な方法は、アルバイトでの誇れる経験を作っておくことです。例えば、1つのアルバイトを長く続けてリーダーやマネージャーの地位につき、正社員と同じように人を管理していたという経験です。

ただアルバイトをするのではなく、どのような努力と工夫をして仕事を改善することができたのか?売り上げに貢献することができたのか?正社員にも負けないくらいの気持ちで、責任を持って仕事をしていたか?このような点を面接でアピールできれば、採用担当者からもかなり高い評価をいただくことができます。

遊びのお金欲しさに、何も考えずにアルバイトをするなんて、非常にもったいないことなのです。時給だけのためにアルバイトをすれば、誇れる経験などできないからです。せっかく貴重な時間を使ってアルバイトをするのですから、正社員になったつもりで責任を持って、自分の考えや意見をぶつけるぐらいの積極性を持ってください。

採用担当者が求めているのは、何も特別な経験をした人材ではないのです。普通のアルバイトでも良いので、どのような考え方で、どのような行動をしたのか?その部分を重要視してくれるのです。

アルバイトを始めて、ある程度慣れてきたら、自分なりの目標を持つことが大切です。目標を持ち、それをクリアすることで、自信にもつながるのです。そのようなエピソードを、職務経歴書や面接で上手にアピールすることができれば、かなりの高得点をいただくことができるのです。