書類選考!郵送?届ける?どっちが得なのか?
最近は求人に応募する際、まずは「書類選考」からとする事業所が増えています。選考を容易にするねらいがあるのでしょうか。書類選考の場合、一般的には「郵送」することになります。
事業所によっては「早急に、ファックスで送って下さい」や「応募フォームから登録して下さい」などと指示される場合もあります。その場合は迷わないと思います。
そこでもう1つの方法として「事業所に、自分で直接応募書類を届ける」ことも思い浮かびます。理由として、事業所が家から近いことなどが考えられます。
届けることで、どんなメリット、デメリットがあるのか?
メリットとしては
- 直接届けることにより、採用担当者に「意欲的だな」と感じていただける可能性がある。
- 面接前に職場の雰囲気を見ることができる。また、場所や入口などを把握することができ、面接当日に戸惑わなくて済む。
- 郵送のやりとりの時間を省略でき、「対応が早いな」と感じていただける可能性がある。
- そのまま面接に至る場合があり、書類選考を省ける可能性がある。
・・・などが考えられます。
注意することはないのか?
届けに行く際の考え方として、出向いた時から選考が始まっていると思いましょう。具体的に注意することとしては、
○担当者を呼び出すことは、担当者が忙しい場合はヒンシュクをかう可能性があります。呼び出しはしないほうが良いと思います。
○応募書類は、受付や対応していただいた方に渡し、「採用ご担当の方によろしくお伝え下さい!」などと言って、置いてくることになります。対応していただいた方が応募書類を担当者に渡す際、担当者が「どんな人だった?」と聞く場合があります。
「感じの良い人だった!」と第一印象がプラスになるようなことを言ってくれれば「マル」ですが、「服装が派手だった」や「言葉づかいが乱暴だった」とか「感じの悪い人だった」などと言われると、印象がマイナスになりますので、気をつけましょう。
○事業所に関係があると思われる方とすれ違った場合は、軽く会釈(えしゃく)をしたほうが良いかもしれません。
○帰る際は、事業所が見えなくなるまで油断しないようにするのが無難でしょう。
届けても意味が無い場合もあります
大きな企業の場合は「守衛に届けといて」などと言われてしまうと、行った甲斐がなくなることもあるかもしれません。やりとりが煩わしい方は郵送で対応しても、決して間違いではありません。
「意欲を伝えたい」または「他者(ライバル)に少しでも差をつけたい」と思えば、届けてみてはいかがでしょうか。