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コミュニケーション能力があれば内定がもらえる!?その理由とは?

コミュニケーション能力があれば楽勝で内定がもらえる!なんてちょっと言いすぎかもしれませんが、そんなことが言えちゃうくらい、企業側はコミュニケーション能力を高く評価してくれるのです。これは確証のないデータではなく、経団連が提供している情報に基づくものなので間違いない事実です。

これからは、学習スキルや資格よりも、コミュニケーション能力が重視される時代になっていくということです。しかし、ここで困ったことが1つ出てきます。それは、コミュニケーション能力が身につくような授業が、日本の学校にはないという点です。

コミュニケーション能力を身につける授業なんて、なんだか変な感じがしますよね?だって、昔はコミュニケーション能力なんて小さい頃の挨拶から始まり、保育園、幼稚園、小学校、中学校、高校、大学、部活、ご近所付き合い、友達関係などで自然と身につく能力だからです。

しかし、今の若者はどうやら一昔前とは事情が違うみたいです。今の若者は小さい頃から、何でもゲームやインターネットで自分の気持ちを伝えたり、意志の疎通をしたりする習慣が染み付いてしまっているし、ご近所付き合いやその他の人間関係も避ける傾向が強いのです。

だからこそ、今の時代には、学校の授業でコミュニケーション能力が身につくようなものが必要だと感じたのです。学習スキルや資格が就職試験で通用しないなら、コミュニケーション能力がない人は、いつになっても内定を手にすることができないからです。

どれだけ勉強を頑張って、学生時代に輝かしい成績を残すことができても、就職に成功できなければ、それほど悔しいことはないのです。しかしながら、今も今後も、コミュニケーション能力が学習できる授業は、恐らく誕生しないことでしょう。だったら、学生時代の貴重な時間をつかって、コミュニケーション能力の勉強を独学でするしかないのです。

独学でコミュニケーション能力を身につけるためには、アルバイト経験、ボランティア、サークル活動など、多くの人と関わり合いを持つことが重要です。特に、アルバイトやボランティアでは、様々な年齢層の社会人の先輩と関わることができるので、コミュニケーション能力を身につける勉強になるのです。

なぜ、コミュニケーション能力が重視されるのか?

今でも就職試験では一次選考で筆記試験が行なわれます。しかし、筆記試験はあくまでも一般的な能力があるかチェックするだけの意味で、内定がもらえるかどうかを決めるものではないのです。やはり内定を決めるのは面接が全てと言えるのです。そして、面接で最も重視されるのがコミュニケーション能力なのです。

コミュニケーション能力が重視される理由は、「就職後にどれだけ戦力になってくれる可能性があるか?」を図るためと言えるのです。どれだけ優秀な成績で活かせる資格を持っている学生でも、コミュニケーション能力がなければ1つの仕事も成し遂げることはできないのです。

なぜなら、どんなに小さな仕事でも1人で完結することはできず、必ず、誰かの助けが必要となるからです。その時にコミュニケーション能力がないと、円滑に仕事が進められないのです。このような理由から、多くの企業はコミュニケーション能力を最も重視するのです。