• RSS

リストラや倒産による退職を隠す必要はありません

リストラや会社が倒産したことによる退職を、必死になって隠そうとする転職者が多いですが、絶対に隠さないと採用がもらえないというわけではないのです。1年間で何十万人もの人が、リストラや会社の倒産で退職を余儀なくされているのです。

その何十万人もの人が「転職できずに路頭に迷っているのか?」と言ったら決してそんなことはないのです。リストラされても会社が倒産しても、前向きに積極的に転職活動を忍耐強く続けた人が、最後に笑うのです。

リストラされたことや、会社が倒産したことにショックを受けて、いつまでもその気持ちを引きずってしまうと採用が遠のいてしまうのです。転職を成功させるためには、仕事の能力も大切ですが、それ以上にタイミングと運と相性が重要です。そのタイミングと運と相性は、積極的で前向きな転職活動を継続していかないと掴むことはできないのです。

つまり、いつまでもマイナスな気持ちを引きずっている人は、いつになっても転職に成功することはできず、逆に、退職した翌日から、新しい気持ちで前向きに転職活動を継続させることができる人のところには、良いタイミングも運も相性もめぐってくるのです。

自主退職でも会社都合の退職でも転職する上で立場は同じ

「リストラや会社が倒産したことで退職を余儀なくされた人は、自主退職した人に比べて、転職をする上で不利になってしまう・・・」などと思い込んでいる転職者が多いみたいですが、採用担当者からすれば、どちらも同じ立場で公平に評価してくれます。

だから、リストラされても、会社が倒産しても、それを引け目に感じる必要は一切ないのです。そもそも、リストラされたことを言いたくなければ言わないでも良いし、言ったからといって、それで不採用になることはありえません。

不採用になる理由は、別のところにあるからです。退職した理由にあまりとらわれずに、自分がどのような形で転職先企業に貢献することができるのか?その部分にスポットをあてて上手にプレゼンすれば、採用に近づくことができるのです。

採用担当者が興味を持っているのは過去ではなく未来です。リストラされたことや、会社が倒産したことは過去の話です。転職後に「どのような仕事がしたいのか?将来はどのような理想や夢を持っているのか?どんな仕事で成果を出すことができるのか?」このような未来のことをアピールすれば、確実に好印象を与えることができるでしょう。