あなたが重視する条件は？仕事選びは自分への問いかけ

あなたが仕事選びをする上で重視する条件は一体何でしょうか？何がやりたいか分からないとか、何を基準に選べばいいのか分からない、そんな時は、自分の内面に問いかけをしましょう。

仕事は人生の中でかなりのウェイトを占めますので、自分にとって嫌な仕事をやり続けないといけないとしたら、それはとても不幸な事ですよね。出来ればやってて楽しい仕事や、やりがいを感じられる仕事をしたいものです。

もしあなたが今、仕事を選択する時期に有るのでしたら、是非やりたい事、やりがいを見出せそうな仕事を選んで頂きたいと思います。しかしながら、こんな方もいらっしゃるかと思います。今、やりたい事が特に無い、やるべき事も分からない。

そういった方は求人情報の何処を見てるかと言うと、給与が月にいくらだとか、年間に休みは何日あるかだとか、勤務時間が何時から何時だとか。そういった労働条件の所に目がいくのではないでしょうか？

もちろんそれはとても重要な事です。でも、仮にですが、給料が良く、休みも多く、労働時間が短かったとしても、その仕事自体がとても過酷だとか、自分にとってマイナスな仕事なら、人生の大事な時間の損失です。

逆のパターンはどうでしょう？給料は安くて、休みが少なく、勤務時間は長い、その代わり、楽しい仕事でやりがいが有る。こういった場合は幸せな会社生活は過ごせるかも知れません。しかしプライベートに幸せが有るかどうかは分かりません。

結局、条件とどう向き合うかだけでなく、ワークライフバランスをどうみるかも重要ですよね。しかし、それにも増して、自分が何をやりたくて、何のために働くのかを浮き彫りにする事が最も重要なのかも知れません。

当たり前の事を当たり前の様に書いている様に思われるかも知れませんが、それによって求人情報誌の中から選ぶべきポイントが変わってくるので、その当たり前を真に自分事として向き合う事が大切になってくるのです。

自分にやりたい事が無い時、やりたい事が分からない時、それを見出す方法は、やはり自分の中に有ります。自分の内面といかに向き合うかがポイントです。内面の向き合い方で、簡単な方法を紹介しますと、自分の中に全ての制約が無ければ、あなたはどんな事をやりますか？この質問に是非答えて見て下さい。

妄想で結構です。妄想ですから何でも有りです。突然神様が降臨して来て、今からの人生を何でも叶えてあげるから何でも言いなさい！って言われたらどんな人生を描きますか？お金持ちにして下さいなのか、素敵な彼女と出会いたいなのか、南の島でボーっと暮らしたいなのか。好きな人生を妄想してみて下さい。

この時、あなたの今の現実の制約は全て外れた状態で物事を考えれるはずです。しかし、この後のプロセスが大切です。あなたが妄想した理想の人生や生活。その時に得られる感情はどういうものなのかを知る事が大切です。

お金持ちになった時の感情は、本当に幸せな感情なのでしょうか？ひょっとしたら、お金持ちになっただけでは無くて、お金を沢山持った事によって、それを使って誰かの役に立った時に幸せな感情になるのではないか？とか。素敵な彼女を得た事が幸せなのでは無くて、その人を幸せにした事で自分も幸せな感情になるのではないか？とか。

自分が妄想して欲しがったその先に有る感情を感じて、それを今の自分に落とし込む事が重要です。自分は誰かの役に立ちたいと思っている、人を幸せにしたいと思っている、今の自分でそれを満たすには一体何が出来るんだろうか？どんな事が出来るんだろうか？

介護が必要なお爺ちゃんお婆ちゃんに喜んでもらえる福祉関係の仕事なら役に立てるなぁとか、人の幸せをサポートするブライダル関係の仕事が向いてるかもしれないとか、制約を外すことで見えてくる自分像と、将来像が有ると思います。自分を制約していた壁の存在い気づいて、その壁を撃ち払う事によって可能性が見えてくるんです。

そうして見つけた仕事は決して条件や待遇の話しでは無く、自分がやりたい事に限りなく近いお仕事なのでは無いでしょうか？あなたの内面から出た答えですから。その場合はきっと、就職活動も楽しくなるはずです。自分のやりたい事を抽象化すると、結構沢山見つかるものだからです。

この方法は自分を見つめ直すだけの事ですから、やり方は簡単。お金もかかりません。しかも仕事だけで無く、人生そのものに使える優れ技でも有るんですよ。自分に問うと答えは見つかる。そういう癖をつけて行って下さい。

しかし、自分にした問いかけに答える、答えのレパートリーは経験しか有りません。様々な経験を増やすには行動しか有りません。行動力を高めて早速試して下さいね。