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子育てが一段落・仕事復帰の準備としてまずは笑顔の練習をしよう

子育てが一段落したところで、仕事に復帰したいと思う人は多いことでしょう。かつてのように仕事をこなすことができるだろうか…。

ブランクが長ければ長いほど、実務に復帰する不安が尽きないかもしれません。

仕事を処理する能力はもちろん大切ですし、高ければ高いほどあなたの武器となるでしょう。しかし、それらのスキルという武器を充分に活かすためにも必要なものがあるのをご存知ですか?――それは、『好感の持てる笑顔』です。

笑顔というのは、高いスキルに匹敵するほど強力な武器となり得るものなのです。仕事があまりできるとは言えないのに、なぜかあまり周囲から疎まれず上手にやれている人がいますよね。そういう人は良い笑顔の持ち主ではありませんか?久しぶりの職場で自然な笑顔で人と接することができるよう、まずは笑顔の準備をしておきましょう。

笑顔が良いと第一印象が格段にアップする

仕事を得ようと思ったらまずは就職活動が始まります。面接においても自然で爽やかな笑顔は高感度アップに役立つことは間違いありません。『人は見た目が○○』というタイトルの本が売れていることからもわかりますね。これは美人が得する、という意味ではありません。美人でも「胡散臭い」と思われる人もいれば、顔立ちは地味でも好印象を与える人もいます。

面接においても、就業後においても自然な笑顔はとても大切です。笑おうとして表情筋が引きつるような顔は怒っているのかと間違われてしまうかもしれません。かと言って歯磨き粉のCMと見間違えそうな笑顔は不自然極まりないものです。そうではなくて、ごく自然な笑顔ができるよう顔の準備をしておきましょう。

ちょっとした隙間の時間で笑顔の練習はできる

笑顔の練習をするからといって、肩肘を張って構える必要などありません。洗面所で顔を洗ったら最後の仕上げでにっこり。お風呂に入ったら顔のマッサージをして筋肉を揉み解した後ににっこり。こんなことは誰でも簡単にできることですよね。

また、鏡がない部屋にも鏡を用意しておけばさらに練習の場が広がります。家事の合間など、ふと気づいたら鏡の前でにっこりするだけです。キッチン、トイレ、リビングなどなど、思い出したら即鏡を手にすればすぐに笑顔の練習ができる、というわけです。

笑顔のポイントは口元にあり

ニコちゃんマークを思い出してみてください。目は黒い丸が二つでも、口元が笑っているだけでしっかり笑顔に見えています。これと同じで、口角が自然に上がる笑顔は相手に笑顔であることが伝えやすくなるんです。

笑っているつもりなのに笑っていないと言われてしまう人は、大抵この口角が上がっていないことが原因だとか。口角をキュっと上げて魅力的な笑顔が作れるよう顔の筋肉を鍛えておきましょう。

若い頃は意識せずとも笑えていたのに、年とともに笑顔がきれいではなくなった。こういう悩みを持つ人はたいてい顔の筋肉が衰えているのです。筋肉ですから、鍛えなければ衰える一方になってしまうのも当たり前。しかし簡単にできるエクササイズで顔の筋肉を鍛えることができますから、悩む必要などありません。

まずは、少し上を向きながら出来るだけ口を大きく開けて「あいうえお」と一音ずつゆっくりと言ってみましょう。声を出す必要はありませんから、いつでもどこでもできるエクササイズです。これを何セットか繰り返していると顔の筋肉が疲れてくるのが感じられるでしょう。つまり、それだけ顔の筋肉をこのところ使っていなかった、という証拠なのです。

たったこれだけのことでも、表情は以前よりもよく動くようになります。スキルを心配することも大事ですが、地味でもこういうコミュニケーション能力を高めるための努力は意外なほどに身を助けてくれるでしょう。