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仕事にやる気が出ない時の対処法。先ずは行動してみよう!

例えどんな人でもやる気はずっと続きません。やる気が無い時にどう対処するのかが新たなやる気を出す一番の方法です。

しかし、その対処法を分からずにずっと悩んでいる人もいます。やる気が無い時、どうすればいいのでしょうか?

やる気を無理に出そうとしてませんか?

毎日のお仕事の中で、どうしてもやる気が出ない時って有りますよね。そんな時に無理にやる気を出そうとしていませんか?強い意志力で何とかやろうとしていませんか?やる気の無い自分に対して、自分は何て意志力が弱いんだろうと責めてしまいたくなる気持ちは誰しも経験が有るのでは無いでしょうか。

しかし、やる気のコントロールは意志力では難しいという事を知ってください。決してあなたの意志が弱いからやる気が出ないという訳では無いんです。人は過去の自分と同じであろうとする現状維持のバイアスが働くように出来ています。

例えば、夜寝る前にビジネス番組などを見て奮起!よし明日からバリバリ働こう!なんて思って翌朝を迎えたら、何だかとてもブルーな気持ちで、昨日のやる気は一晩寝て終わってしまったり、逆に、前日嫌な事があっても一晩寝たら忘れる事が出来たりと、人の気持ちは意志の力ではどうしようもないものだと思います。

にも関わらず、意志が弱いとか、やらなければならない事を出来なかったりした自分を責めて傷つけたりと、元々どうしようもない事に対してマイナス感情を持ったりする事って有りますよね。しかし、それは人間であれば誰しもある事で、マイナス感情を持つ必要がない事なんだと理解をすれば、気持ちがとても軽くなるんではないでしょうか?

やる気を出そうとする前に、先ずやる気はずっと続きにくく、逆にやる気が全く出ない状態も、工夫次第でそんなに続かないものなんだという事を知って下さい。

やる気を出すための下準備

では、意志力や感情に左右されずにやる気を出していく方法を紹介していきます。いきなりやる気を出すための方法を取ろうとすると、結局また元に戻ったり、燃え尽きたり、自分自身がしんどい思いをする可能性が有ります。

心理学的な方法で、先ずは自分のペースを守って下さい。やらなければならない事が有った時、それに対してやる気が出ない自分を決して責める事無く、きっと自分ならやる気は出るから無理しなくていいよと、自分自身を労わって下さい。

どうしてこう言う下準備が必要なのかはいたって簡単なカラクリです。例えば、人間関係において、初対面の方に対して、いきなり何かをお願いするのって変ですよね。普通は相手の方との信頼関係が出来ていて、その信頼関係の深さに応じて頼み事の大きさや種類も変わって来るはずです。

それを自分に置き換えて見て下さい。自分との信頼関係が出来ているかどうか。つまり自信でしょうか。やる気が出ない場合は何らかの雑音が頭の中に有る時です。この仕事をやって意味が有るのか?とか、本当に世の中の役に立っているのか?とか、自分のやりたい事なんだろうか?とか。そういう雑音が自分らしさとの間で葛藤を呼び起こしてやる気に影響しているんです。

ですから、先ずは人間関係で信頼関係を築く事を最初にするように、自分に対して信頼関係を築くようにしてみてください。やらなければならない事にちゃんと意識だけおきながら、自分ならそのうち奮起するから大丈夫と、優しくしてみてください。甘やかす事と優しくする事は違いますので、いずれちゃんとやるんだという意識だけは絶対に外さないで下さいね。

やる気を出す具体的方法

行動する気持ちになった段階で、いよいよやらなければならない事のスタートを切ります。やる気が無いから行動をしないという発想を変えてみましょう。実は、行動を起こすとやる気が出るんです。自分に優しくして、スタートを切るやる気だけ持つことが出来たら、一気に行動に移してしまいましょう。

行動を起こし、行動を繰り返しているうちに、どんどんやる気が出ていく事を実感出来ると思います。その日の終わりくらいの時間には、行動によってとても充実した時間になっていると感じて頂けるはずです。

行動が先なんだ、やる気は後なんだという事に気付いただけでも、やる気の出し方は変わってきます。行動がウォーミングアップ、自分に優しくする期間は、ウォーミングアップをする行動を起こすための気持ちの準備っていうくらいに思って頂ければいいかと思います。

人の気持ちはとても捉えどころが有りませんが、自分に向き合って、自分に軽めの行動を促すだけで、後は自分の思う通りにコントロールしていく事が出来るでしょう。