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ディスパッチャーって何?その仕事への応募方法と実際の収入をご紹介

例年の就職活動において人気の業種である航空会社。フライトアテンダント、パイロット、グランドサービス、整備士などは良く耳にする職種ですね。

しかし、航空業界において、「ディスパッチャーの仕事」と言われて、お判りになる方は少ないのではないでしょうか?

今回はこのディスパッチャー(航空運航管理者)について調べてみました。

以下、ディスパッチャー(航空運航管理者)になるための応募資格や必要な資格、仕事の内容、労働条件、そして給与などの概要を箇条書きでまとめて見ました。(※ウィキペディアより抜粋)

1.ディスパッチャーになるための資格

国土交通大臣の行う、国家試験である<運航管理者技能検定>に合格する必要があります。但し、日本航空と全日本空輸については、運航管理者技能検定に匹敵する研修施設と研修カリキュラムを整えているので、その研修課程を修了した社員は、<運航管理者技能検定試験>の一部又は全部が免除される特典があります。

2.運航管理者技能検定試験

学科と実地があります。試験は毎年3月若しくは8月に実施されます。

3.受験資格

21歳以上。航空機の運用に関して、「操縦を行った経験」「空中航法を行った経験」「気象業務を行った経験」「航空機に乗り組んで無線設備の操作を行った経験」「航空交通管制の業務を行った経験」の内の1つに2年以上の経験がある者。

4.試験科目

学科「航空機」「航空機の運航」「航空保安施設」「無線通信」「航空気象」「気象予報」「天気図の解説」「空中航法」「航空法規」の9科目があります。そして実地試験では、「天気図の解説」と「航空機の航行の援助」の2科目が課せられます。

5.ディスパッチャーに求められる資質

航空機の安全なフライトの責任の一端と担う仕事上、必要な情報を読みとる洞察力や判断力、集中力や慎重さが求められます。同時に、外国の空港に派遣されることもあり得るので、かなりの英語力(英検1級、TOEIC900以上など)が必要とされます。

6.運航管理者技能検定の合格率

2006年度の合格率約33%でした。

7.ディスパッチャーの仕事

飛行機、特に旅客機の安全なフライトのために、機長とも相談し、1便ごとに一番安全で効率のよい飛行コースや高度などを決まる、非常に重要な仕事と言えます。

8.ディスパッチャーの勤務体制

原則24間交代制勤務のために、勤務時間は不規則が通常です。

9.月の休日

平日、土曜、日曜、祝日に関係なく、交代制で月に10日前後の休日が設定されるのが通常です。

10.給与

初任給は高校卒が16万円前後、高専或いは短大卒が17万円前後、大学卒が20万円前後となっています。

11.賞与

年2回

日本の民間航空会社に勤めるディスパッチャーの人数ですが、約650名ほど在籍しています。日本航空や全日本空輸などの航空会社によっては、自社に所属するディスパッチャーを海外の空港に派遣する場合があります。

あなたも、ディスパッチャーを目指しませんか。