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圧迫面接に負けるな!好感を持たれ、次の段階へ進むためのコツ!

就職活動での面接は誰でも緊張します。「どんな質問が出されるのか?」「面接の担当者は優しい人だろうか?それとも厳しい人だろうか?」などと考え、中には前夜はあまり眠れなかったと言う経験を持つ人もいるかと思います。

面接担当者の中には、敢えて意地悪な質問をして応募者の反応を見ると言う、俗に「圧迫面接」と言われる手法を取る人もいます。では何故「圧迫面接」と言われる手法を取るのでしょうか?これには大きく5つの理由があります。

第一に、「応募者の冷静さ」を判断します。第2は、第一の理由と連動しますが、「応募者の物おじしない仕草」を見ます。第3に、「応募者が臨機応変な対応が出来るか否か」を判断します。第4に、「応募者の鷹揚で度量の広い対応の度合い」を見ます。そしてそれらを総合して、「プレッシャーに耐える応募者のストレス耐性度」の判断材料に使います。

では、圧迫質問ではどんな質問が出るのでしょうか?そして、そんな質問が出た場合の対応(答え)はどうすれば良いでしょうか?例を挙げて見てみる事にします。

圧迫質問の代表例として一番多いのは、「君の第一志望は別の会社ではないのですか?率直に答えてください。」があります。あなたならどう答えますか?このような質問をされた場合は、この会社の長所や可能性、そして魅力を取り上げて、それらを話題にすれば切り抜けることができます。

また、「履歴書と一緒に送られた成績証明書を拝見しましたが、君の成績は決して良いとは言えませんね。敢えて言わせてもらえれば、悪いとの一言と思いますがどうですか?この成績では我が社での業務に携わることは難しいと思いますが、君はどう思いますか?」があります。

ほとんどの方は答えに窮して「・・・・。」と無言でやり過ごそうと思うのではないでしょうか?この質問は、自分の大学生活の全てを見られていたような気持ちになってしまいますね。

このような質問をされた時こそ、大学生活で打ち込んでいたサークル活動で活躍したことや、アルバイトのことなどを話題にして、その上で「私はどうも要領が悪いので、こんな成績となってしましました。」と率直に認めることです。その素直さと謙虚さが、好感を持って受け止められる事になります。

そして、「君は配属先が広報部となっていますが、営業部に配属されたらどうしますか?辞めますか?」、「我が社は残業が多いですが?」などと質問されることがあります。

前者の質問に対しては、「個人的にはいろいろな職種が経験できるので勉強になります。また貴社全体の利益を考えていますので、貴社の判断にお任せしたいと思います。」と答えれば良いのです。

最近はこんな質問も多用されているようです。「君を動物に例えると何が当てはまりますか?」や「君は100万円の宝くじに当たったら何に使いますか?」などがあります。この答えはあなたご自身が考えて見て下さい。これらの答えを考える際には、企業活動には何が必要なのかを熟考して下さい。

最後にまとめとして、圧迫面接に負けないためには、「不快な表情をしない」「怒りの反論は慎む」「落ち着きを失うような事がないように、自制心を日々訓練する」そして、「委縮した発言と行動は避ける」と言うことです。

そしてそれらの訓練を日々実践する事が必要です。