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仕事にやりがいを持つコツは、まず自分のポジションを持つこと!

人は集団の中ではそれぞれ異なる役割を持ち、それを担う中でお互いがその存在を認め合うことが出来ます。

会社においても同じことが言え、様々な人たちが各々の役割を担当することで組織は正常に活動するのです。

野球チームでも例えばメンバー全員が長距離志向のバッターだったらそれは決して良いチームではなく、足の速い人や守備の上手い人、更にはマネージャーや監督と様々な役割を担える人たちが集まってこそ有力なチームになりますよね。

そこで今回は職場において自分のポジションをみつけるという仕事に対しやりがいが持てる方法とその考え方やポイントなどを紹介させていだたきます。

職場で認められる存在は自信を持って取り組める役割がある人

それは職場のムードメーカーであったり、細かい注意ができるお目付け役であったり様々ですが、どんなちょっとした事でも良いのでその職場においてその人がいるからこそ出来ている事や、スムーズに進んでいることってありませんか?話し合いの時とかこの人がいるからまとまっているけど、もしいなければてんでバラバラになってもおかしくない、というようなことを誰もが一度は感じたことがあると思います。

仕事においても誰もが疎かにしている消耗品の管理を自分が進んでやったり、メンテナンスされていない名簿や組織票を修正したり、誰かに言われたわけでもない事を自分の役割としてやっていればいずれ周囲がそのありがたさに気づき認めてくれる存在になれます。

自分の得意分野だけに目を向けない

自分の役割を見つけるときに自分の得意分野ばかりに目を向けていては組織全体の向上に結びつかない場合があります。無論、不得手のものを無理にしなければいけないわけではありませんが、職場全体に目をむけ弱点となる部分を補強する役割が自分に出来れば、周囲から見て自分の存在の重要性やありがたさなどが一層際立ちますよね。

全ての役割に意味がある事を認識する

どうしても野心が強い人はリーダー的なポジションに固執しがちです。そしてそれらが認められなければやる気をなくしたり、そこで諦めてしまったりする人も多いですが、その他の役割の重要性をキチンと認識して真摯に取り組むことが大切です。そうすることで自分のスキルアップに繋がったり、周囲への信頼を得ることが出来、次のチャンスでより自分が望んでいるポジションに近づけるのです。

実際、リーダーとしての資質を高めるには、補佐として1歩引いた状態のほうが今のやり方や進め方の良い部分や問題点がよく見えますので、それに適していると言えます。今与えられている役割やポジションがあるのであればまずはそれを確実にこなすことが大切であり、それらを疎かにして新たな役割を探すのは余りお勧めできませんね。

自分で役割を抱えすぎない

他に適任がいないとか、周囲から認められることが嬉しいという理由で、必要以上に役割を抱えすぎるのは危険です。上記でも述べているように組織はそれぞれ役割を持った人たちが集まってこそ正常に活動できますので、自分ひとりが抱えてしまうのは問題です。最初はやりがいを感じていても、過度な義務感から負荷になってしまったり、複数の人が個人に頼り続けてしまう悪い癖をつけてしまうことにもなりかねません。

役割の領域にとらわれすぎない

他人の役割と自分の役割に過度な線引きをしてしまい、ここまでは自分、ここまではその人と領域にとらわれすぎていてはいけません。もちろんこの仕事は責任を持ってやらなくてはいけないという意識を持つことは大切なのですが、それにこだわりすぎていては、より自分に適している役割をみつけにくくなったり、それこそ各個人の能力依存してしまう性質の組織になってしまします。自分のポジションをしっかりこなした上で領域を超えたフォローや相互支援を心がけることが重要です。

自分のポジションを持つ

今回は職場と言う組織の中で自分の役割を持つことの重要性を書かせていただきましたが、やはり仕事にやりがいを持っている人、言い換えると周りから見て”イキイキ”仕事している人は、自分にポジションがあり、その役割に自信を持っている人なのです。

自分の存在が職場に必要とされているか、意味のあるものなのかと悩む人も少なくないと思いますが、ちょっとした事でもいいので自分の役割を見つけより良いビジネスライフを送れるよう参考になれば幸いです。