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寝すぎ、休みすぎから考える休憩や睡眠における習慣

皆さんはいつも休憩をどれくらいとっていますか。頻繁に休憩したくなったり睡眠時間が長くなるのは、体が疲れているからなんでしょうか?

それを正しく認識しないと休みすぎになったり寝すぎにより勿体無い時間の使い方となるでしょう。そこで今回は休憩と睡眠における特性と習慣を下に気をつけるポイントや考え方などをご紹介させていただきます。

休憩と睡眠は習慣づいてしまう

例えば毎日8時間睡眠をとっている人は8時間寝なければ満足できない体質になっていますし、それが5時間の人は5時間でも対応できるようになっています。もちろん蓄積された疲労が完全に解消されているかどうかはそれらから見抜けない事も多いですが、習慣や慣れというのは不思議なもので生活リズムさえキチンとしていれば多少の睡眠時間の差異はあっても自分の体がそれらに適応されやすくなっています。

休憩時間もそれと同様で、1時間ごとに休んでる人は1時間の度に疲れを感じたり、それが2.3時間であってもその周期に慣れてしまえば休憩したくなる頻度もそれに応じて来るのです。ですので体の負担だけを考えれば、休憩の時間や頻度はそれらに慣れているかどうかが重要であり、この仕事はこれくらいで休憩しなくてはいけないと決め付けるのではなく、最初は頻度も時間も大きくしておいて、徐々に減らしていくほうが効果的なのです。

休憩は時間よりも環境

休憩はリラックスできない環境で長時間とるよりも、体を楽にできる場所で短時間とったほうが効果的な場合があります。その条件が様々ですが、一人になれるとか、空調がきちんとされているかとか、細かく言えばゆっくりできるソファーや椅子があるかどうかでも異なります。ですので、リラックスできる快適な環境を整えることこそ時間を効率的に使うポイントなのですね。

休憩の取りすぎに要注意

必要以上に長時間休憩したり、睡眠をとってしまうと、再度仕事にかかるまでに時間が掛かってしまたり、体が動けるようになるまでしんどさを感じてしまいます。食事休憩以外であれば20分前後に留めておいたほうが良いですね。

睡眠時間も医学的に様々な検証がされており、その時間もまちまちですが、睡眠時間を削りたいが体調にも不安があるという場合、私の個人的な見解では平均6時間程度睡眠が取れれば十分であると考えます。それ以上の睡眠は時間が余っている人には良いのですが、なるべく活動時間を増やしたい人には勿体無いかもしれません。もちろん個人差やその時の疲労、体調も考慮せねばなりませんので、あくまでも平均的なものですね。

休めるのは体だけではいけない

疲れというと肉体疲労のイメージが強いですけど、実際勉強やデスクワークなどは体を休めるよりも頭を休めることのほうが大切です。むしろ椅子に座り続けたりしていると筋肉が凝り固まってしまうので軽い運動や、ストレッチをすることも”休憩”になることがありますので、必ずしも体を動かさず休めることがだけではないということを知っておいてください。

休憩時間にしておくこと

水分補給なんかは喉が渇いたら自然に欲しくなるから当たり前と思うかもしれませんが、仕事で極度に集中しすぎると喉が渇く感覚が薄れたり、鈍くなったりします。その他にも熱中症など症状としてそれらが発生することもあります。水分はもちろん、疲労には糖分も効果的ですので意識的に摂取したほうが良いですね。

日本人は仕事において一番忙しそうな国柄というイメージがあります。実際他の国と比べて就業時間や日数は比較的多いです。少しでも活動時間を確保したいが為に、休憩時間や睡眠時間を削る人も多いかと思います。

ですがやはり最低限必要な時間というのはありますし、上記で述べさせていただいた様に少ない時間であれど環境などを見直し同じ時間でもより効果が高くなるような工夫をすることが大切ですね。