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作業密度を濃くするためには!効率的な作業環境を整えよう

与えられた時間のなかでどれくらい仕事をこなせるかとても重要だと思います。同じ時間で人より多くの仕事が出来る人はその分評価されますし、予め作業量が決まっている職場は早くクリアさせることで時間的余裕が生まれ周囲に気を配ったりできるので、人間関係の構築にも繋がりこれも上を目指す人にとっては大切だと考えます。

自分の仕事にいっぱいいっぱいになってしまうとどうしても周りへの配慮ができなくなりますもんね。その他にも早く仕事をこなして余った時間で修正、見直しをするとクオリティーもあがるのでメリットはいくらでもあります。

そこで今回は作業密度を濃くすることで多く時間を取れない人も、今までの時間で多くの作業をこなす人も、より効率的な作業に持っていけるような環境づくりのポイントを紹介させて頂きます。

ギリギリの目標値を設定する

短距離ランナーの人たちは自分とタイムが近い人に並走してもらうとスコアが伸びるといいます。これはお互い能力限界の状態を維持するのに効果的なことから発生する効果だと思います。

それと同じように目標値も自分の限界より大幅に下回っていたら、クリアの見通しが立った時点で気を抜いてしまいます。完全に達成できない目標値であれば無理だと感じたときに同じく気が抜けてしまいますので、その後の集中力やモチベーションの維持に影響してしまいます。

ですので、その時の自分に出来るか出来ないかギリギリのラインを見極め目標に設定しておくのがベストなのです。この目標値は自身の成長分を上乗せする必要があるので定期的に見直す必要があるといえます。

作業の邪魔が入らないような理解活動を行っておく

どうしても、誰かに話しかけられたり、横槍が入ると集中力も途切れ作業再開してから再び集中力をピークに持っていくまでに時間と労力に負荷がかかってしまいます。これは車の速度と同じで、50km出ている状態から一度信号などで停止してしまうと再度50kmまで車速を戻すのに時間と燃料を消費する必要があるのと同様です。 なるべく休憩に入るまでの時間は作業に集中できるよう周囲に理解を求める必要がありますね。

集中作業に入る前に自分の状態を整えておく

上記にもあるように、集中力を維持しているとき例えばトイレに行きたくなったり、喉が渇いたりするとどうしてもパフォーマンスが下がってしまったり、作業を中断して水分を補給したりすると、再び同じ集中力まで持っていくのにロスが発生しますよね。これは我慢しろというのではなく、作業に入る前に予め意識的に準備をしておく心がけが必要なのです。トイレや水分補給などは早めに済ましておきましょう。

必要な道具を整えておく

例えばテスト勉強をしているときにシャーペンの芯が切れて買いに行ったりすると、勉強も捗りませんよね。仕事でも同じで、必要な物がキチンと揃っていないと効率的な作業が行えません。なくなったらその時補充すれば良いという考えでは作業密度が薄くなりがちです。自分が設定した時間と目標値に必要な道具や消耗品は切れることのないようにしておくことが肝心です。

時間を余り気にしない

どうしても作業量にこだわりすぎると、時間を気にしがちになります。一度時計を見てしまうと何度も目が行ってしまう人いますよね。これも集中力が途切れる要因になってしまうので、指定した時間が終えた時に作業量と時間を確認し、作業中は余り気にしないようにしましょう。アラームだけ設定しておいて時計を隠してしまうのもアリかと思います。

適正な休憩時間を設定する

適度に休憩を入れるのも必ず必要です。体や頭に高負荷を与え続けると、体調を崩したり、気づかないうちにパフォーマンスが低下したりします。しかし、休憩時間を必要以上に長く取ってしまうのは逆効果です。食事以外の休憩は10分ないし20分で設定するのが良いですね。

作業密度を濃くする条件は色々あるものの、一番重要なのはそれを意識して取り組む回数です。人間の慣れというのは素晴らしいもので、続ければ続けるほど、楽に集中力が高まったり、条件反射のように自分の体がその状態に入りやすくなってくれます。気が散りやすい人でも一度や二度失敗しただけで諦めてはいけません、意識的に継続するうちに徐々にその状態に慣れてくることと思います。