自分がやりたい仕事をさせて貰うには!効果的なアピールとその方法
職場で自分がやりたい仕事があったとき皆さんはどのようにアピールしていますか?上司は部下のやりたい気持ちだけを汲んで仕事を配分しているわけではありません。
やりたい仕事をGETするためには、まずは上司の采配のポイントを見抜きそこからその仕事が自分に振られるよう誘導していくのが効果的です。そこで、今回は職場における仕事の配分のポイントを紹介させていただきます。
まずは今の自分の仕事から抜けなければならない
仕事がチェンジできない要素の多くは今の自分の仕事をその後だれがやるのかです。これは自己申告だけでなく、例えば他職場からの要請などで自分を必要とされても、自職場の上司が今自分に抜けられると仕事が進まなくなるという心配の下拒否されることも多く、最もネックになっている部分であります。
そこで自分がやりたい仕事があるときは長期的に見据えて”自分の代わりが出来る部下、後輩を育成する”ことを上司に打診しておくことが必要になってきます。これはかなりの労力とプッシュが必要なのですが、上司もあるゆる仕事において何かあったときのための代替要因をつくることは管理職に課せられた義務でもありますので、後押しすることで実践してくれる可能性は大きいです。
もちろんそれを誰にするかという問題が発生するのですが、それは自分がやりたい仕事に付く次のポイントに繋がりますのでそこで改めて。
第三者の後押しが効果的
日々の仕事を合理的に消化させることにおいて最も安全なのが”同じ人に同じ作業をずっとやらせる”ことです。無論これには替えが効かないなどのデメリットも多いのですが、目先の安全だけを考えれば有効な手段です。
部下に新たな仕事を覚えさせようとすると、教育コストや慣れるまでのミスや効率性の心配も多いので必要だからといってもなかなか実践してもらえないですよね?そんな点からも上司は部下の仕事を変えることに躊躇してしまいます。もしやらせてみて駄目たった時のリスクを考えると当然なのかもしれません。
そこでポイントになってくるのが『第三者の後押しが効果的』という点です。上司は自分の判断だけでは自身が持てず、「この仕事誰にやらせたほうがいいだろうか?」等の相談を中堅層やNO2の人にすることが多いです。ですので自分がやりたい仕事があるときは先んじて自分を推薦してもらえるよう有力な人に根回ししておくことが必要になってくるのです。
そしてその方法は上記にもある自分の仕事の後釜をつくるときにも必須であり、自分の仕事の代替を上司に打診するときは加えて誰を推薦するかとその根拠を考えておく必要がありますね。
やりたい仕事を覚えようとする姿勢をみせる
回りくどいかもしれませんが、上記の条件を満たしてようやくこのステップに進めるのです。そしてこの”やりたい仕事を覚えようとする姿勢をみせる”のに重要なのが”今の仕事を疎かにしない”ことです。要するに現状の仕事を十二分にこなした上で空いた時間に新しい仕事を覚えようとしたり、他の人に聞いてみたりしているとそれが管理職の上司やNO2の目にとまり『コイツにやらせて見ようかな』と思わせることが出来ます。
そのテの仕事が得意なことをアピールする
例えばPC関係や機器操作ならそれらの作業が得意であるとか知識がある事をアピールする必要があります。情報処理ならエクセルやその仕事で使用しているソフトの知識がある事をどこかで披露しておけば良いですし、チームワークが重要な仕事であれば人当たりの良さや後輩などへの面倒見の良いところを見せておきましょう。上司からしても少しでも多く判断材料があれば決断しやすくなるということですね。
最後にモノを言うのは粘り強さ
根拠も実績もなくやりたいやりたいといい続けるのは逆効果なこともありますが、時と場所を選び真剣に訴え続けていればいずれチャンスが来たときにまずは自分の事を意識してくれます。反対にすぐに諦めてしまうようであれば熱意は伝わりませんので、根気良くアピールすることが必要ですね。
色々書かせていただきましたが、もし自分が上司の立場であればどんな人にその仕事をやらせたいか良く考えてみてください。多少の相違はあるかもしれませんが、自分が期待する後輩と上司が期待する自分は概ね近いものがあるといえますね。