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安定した暮らしを送る秘訣をアドバイスする仕事に就こう!

混沌として将来が予測できないような現代において、自分の大切な資産を目減りさせる事なく活用するにはどうしたら良いのでしょう。

また、安心して老後を送ることに必要不可欠な年金の運用についてはどうでしょう。そして、人生で最大の買いものと言われている住宅の購入についてはどうでしょう。

今回は、老後も含めて安心した暮らしを送る秘訣をアドバイスする社会的意義のある仕事についてご紹介します。

先ず、年金運用のエキスパートについて見てみます。仕事を定年退職するか、自分の経営する事業を引退し、老後を安心して迎えられるように準備する年金制度。この年金制度も昨今は大きく変わり、「確定拠出年金制度」を導入する企業が増えています。

この「確定拠出年金制度」とは、「将来の退職金や年金の原資などの資産は、自分の責任で運用しなくてはならない」と言う制度です。この制度の導入で、退職金や年金の準備を会社に任せきりにはできない現実となり、退職後とその後の年金生活に大きな不安を抱える人達が増えています。

そのような背景の下、年金運用のエキスパートの需要な大きくなっており、DCプランナー(企業年金総合プランナー)の存在が一躍注目を集めています。DCプランナーとは、確定拠出年金だけでなく、企業年金の全般に対してコンサルタントを行う専門家です。

DCプランナーには、確定拠出年員を主とする年金制度に対する深い知識だけでなく、投資やライフプランなど、資産形成と運用全般に渡る幅広い知識が必要とされます。確定拠出年金の導入を検討している会社に勤務する社員や、導入された企業で働く社員からも相談を受けます。

DCプランナーは、日本商工会議所と、(社)金融財政事情研究会が実施する試験に合格し、所定の登録手続きを経て資格が授与されます。そして、DCプランナー資格保有者はFP(ファイナンシャル・プランナー)などの資格を併せ持つ場合が多いのが特徴です。

次に、人生最大の買いものと言える住宅購入について見てみます。大多数の人達は、住宅や不動産、そしてアパートやマンションなどの投資物件を購入する際には、住宅ローンやアパート論などを使います。しかし、「どんな不動産関連のローンを選べば判らない。迷ってしまいます。」と言うのが本音ではないでしょう?

ほとんどの人達は、いくつかの銀行などに相談に行くと思います。しかし、訪ねた先の銀行は、自分の銀行で取り扱っている住宅ローンや不動産関連ローンを勧めます。

これは仕方のないことです。銀行も生き残りを賭けた営利企業ですから。

そこで、このような人達に対して、不動産関連のローンについて適切なアドバイスをする専門家が現在は引く手あまたでと言う状況です。では、不動産関連ローンの専門家について見てみましょう。不動産関連ローンの専門家にも3種類があります。

第1に、MP(モーゲージ・プランナー)と呼ばれる人達がいます。彼らは「住宅ローンの専門家」であり、住宅ローンの借り入れ資格や条件などの詳細な内容とさまざまな金利体系、また借り換え時の条件や手数料、繰り上げ返済の条件や手数料などと言った事柄について、シミュレーションを活用しながら具体的に説明します。

また、相談者の現状を正確に把握し、住宅ローンに関する各種提案や資金計画の作成も主たる業務としています。このMPは、NPO法人であるモーゲージプランナー協会が実施して認定する試験に合格し、その上でモーゲージプランナー協会に登録する事で、MPの資格が認定・授与されます。

次に、CMP(サーティファイド・モーゲージ・プランナー)と言う専門家が存在します。CMPは、MP業務(モーゲージ・プランナー:住宅ローンの専門家)の他に、住宅ローンの斡旋を主たる業務としています。斡旋手数料は住宅ローンの融資実行額の2%前後が一般的です。

そして、AMP(アパート・モーゲージ・プランナー)と言う専門家が存在します。

このAMPは、アパートローンに特化した専門家で、アパート投資に関するコンサルティングをはじめとして、相談者に最適な金融機関の紹介や斡旋などを行う事を主たる業務としています。

同時に、事業計画の立案や投資物件の選定なども相談者と打合せをしつつ行います。従って、金融機関ごとに異なる、融資条件に関する深い知識などが必要とされる職務と言えます。

いかがですか、このように社会的意義を持ち需要が旺盛な資格を取得して、やりたい仕事をゲットしませんか。